【寝屋川市】新しい山門落慶後初の新年を迎えた成田山不動尊。三が日の初詣は交通規制がかかっています!
皆様、新年あけましておめでとうございます。
本年もYahoo! ニュースをよろしくお願いいたします。
寝屋川市成田西町にある成田山不動尊大阪別院は、例年、市内外から多くの初詣の参拝客で賑わいます。
成田山不動尊大阪別院では、2024年10月14日に、開創90周年を記念して造られた新山門の落慶法要が行われ、落慶後初の年末年始を迎えています。
これまでは、無料だった駐車場も2024年9月からタイムズに運営を任せ、有料となっています。
料金は最初の15分無料以後60分200円(最大料金駐車後24時間500円)
ご祈祷申し込みの方は割引券により無料となります。
〇但し、正月・節分祭においては特別料金となります。
12月31日(18時以降)~2025年1月5日および節分祭(2月2日)
最初の15分は無料 以降30分500円
※最大料金の設定なし
1月6日~1月15日
最初の15分は無料 以降60分500円
※最大料金の設定なし
1月16日~1月31日
最初の15分は無料 以降60分200円
※最大料金の設定なし
〇ご祈祷申し込みの方は、120分の駐車無料サービスがあります。
境内には、本堂、車のご祈祷をする祈祷殿、大師堂があります。
本殿です。1月中は、新年特別大護摩供厳修が行われています。
筆者が撮影したのは、2024年12月30日で、新年を迎える準備はほぼ整っていましたが、人影はまばらでした。大晦日から新年にかけては、混雑が予想されます。
成田山の奥之院には、十二支守ご本尊が祀られています。
このトンネルの中に八体仏がいらっしゃいます。
それぞれの干支のご本尊様に祈願します。
成田山の境内にある文化財としては、「伝・畠山義豊の墓」があります。室町時代に起こった応仁の乱(1467~1477年)が終結した後も畠山氏の内紛は続きました。義就の子義豊(基家)は河内正覚寺城に政長を攻め自刃させましたが、その子尚順(ひさのぶ)に明応8年(1499年)攻められて伴抜庄(ともぬきのしょう=十七箇所)で敗死した、と「応仁後記」に記載されています。
伴抜庄は、寝屋川市の北部一帯と枚方市の南部の一部と考えられています。この義豊墓と伝えられている五輪塔は、昭和23年(1948年)、現在地から西北数百メートルのところで発見され、成田山不動尊の客殿の庭園に置かれていましたが、昭和55年(1980年)、今の地に新たな基壇(きだん)を設けて安置されるようになりました。(畠山義豊の墓より引用)
成田山境内には、関西演芸協会の「笑魂塚(しょうこんづか)」もあります。「笑魂塚」は、成田山不動尊の本堂手前の石段脇にあります。大きな自然石で、関西演芸協会が昭和34年に創立10周年を記念して建立しました。
碑文には、昭和以降の物故芸人の追善供養と今後の同業諸師の霊を合祀(ごうし)することが記されています。玉垣には在阪テレビ局などの名が見られます。
扇形の碑には、発起人である落語家の林家染丸、講談師の旭堂南陵、漫才師の砂川捨丸たち当時人気だった芸人の名がずらりと並びます。
塚の横には「ハリキリの大阪弁が立てた旗」の川柳碑。大阪の川柳結社「番傘」を主宰した岸本水府の作で、浪速芸人の心意気を詠んでいます。(広報ねやがわ平成27年1月1日号「笑魂塚」より引用)
新四国八十八カ所霊場巡りもあります。
このように境内には様々な見どころがありますが、これらをゆっくりと散策したい方は混雑時を避けた方がよいでしょう。
年末から年始にかけては、交通規制が敷かれていますので、周辺道路は一方通行となっています。
12月31日23:00頃〜1月1日4:00頃までの間
1月1日〜1月3日までの間(各日12:00頃〜17:00頃まで)
京阪バスの周辺バス停も規制中は休止となっていますので、お気をつけください。