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ブキャナン8回1失点で10勝目。4年連続2ケタ勝利/4カードがダブルヘッダー<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
10勝目を挙げたデービッド・ブキャナン(写真:サムスンライオンズ)

9日のKBOリーグは4カードが14時開始のダブルヘッダー。17時開始の1試合と合わせて全9試合が行われた。

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トゥサンベアーズ-サムスンライオンズ(チャムシル)のダブルヘッダー第1試合は5-1でサムスンが勝利。サムスンの先発デービッド・ブキャナンが8回107球7安打1失点で10勝目(6敗)を挙げた。

この日ブキャナンが奪った三振は4つ。打たせて取る投球でチームの連敗を止めた。2020年にヤクルトからサムスン入りしたブキャナンは今季がKBOリーグ4年目。1年目に15勝すると、翌21年は16勝で最多勝のタイトルを獲得。昨季11勝、そして今季も10勝に到達し、4年連続2ケタ勝利となった。

ブキャナンは年々防御率を下げ、今季はここまで2.69でリーグ5位。4年目で初の防御率2点台となる可能性も出てきた。

◇9月9日(土)の結果

・トゥサン 1 - 5 サムスン(チャムシル)

 ダブルヘッダー第1試合

 勝:ブキャナン

 敗:チャン ウォンジュン

・トゥサン 4 - 0 サムスン(チャムシル)

 ダブルヘッダー第2試合

 勝:ブランドン

 敗:チェ ハヌル

・キウム 2 - 11 ハンファ(コチョク)

 ダブルヘッダー第1試合

 勝:キム ギジュン

 敗:キム ドンヒョク

・キウム 1 - 3 ハンファ(コチョク)

 ダブルヘッダー第2試合

 勝:イ ミンウ

 敗:キム ソンジン

・KT 8 - 8 SSG(スウォン)

 勝:

 敗:

・KIA 7 - 6 LG(クァンジュ)

 ダブルヘッダー第1試合

 勝:チェ ジミン

 敗:ユ ヨンチャン

・KIA 12 - 7 LG(クァンジュ)

 ダブルヘッダー第2試合

 勝:ユン ジュンヒョン

 敗:イ ウチャン

・NC 2 - 5 ロッテ(チャンウォン)

 ダブルヘッダー第1試合

 勝:パク セウン

 敗:ソン ミョンギ

・NC 6 - 5 ロッテ(チャンウォン)

 ダブルヘッダー第2試合

 勝:キム ヨンギュ

 敗:チン スンヒョン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ソン・アソプ8年連続150安打」

NCダイノスのソン・アソプがロッテジャイアンツとのダブルヘッダー第1試合、3回裏の2打席目にレフトへヒットを放ち、リーグ初の8シーズン連続150安打となった。ソン・アソプはプロ17年目。通算安打は2380本で歴代2位(現役1位)。ここまでの打率3割3分8厘でリーグ2位につけている。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

NCのダブルヘッダー第1試合、7回裏にチョン・ジュンウに代わってレフトの守備に。8回からセンターにポジションを移した。9回表に打順が回り、ピッチャーへのゴロを投手がファンブルし出塁した。

第2試合は7回表無死満塁で二塁走者の代走で出場。右飛でタッチアップし三塁に進むもタッチアウトとなった。リプレー検証するも判定は覆らなかった。7回裏センターの守備に入った。9回の打席はセカンドゴロ。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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