<猫の体調が悪いかも>病院に連れて行くべき?気になるサインを総まとめ
ねこちゃんと暮らしていて、これは病院に連れて行ったほうが良いのか?と考えたことがある飼い主さんも多いかもしれません。
今まで体調を崩したことがないねこちゃんの場合、ちゃんと気付けるかな?と、思う飼い主さんも多いかもしれませんね。
今日はそんな時に確認できるねこちゃんの「体調不良のサイン」をまとめてみました。
結構たくさんあって、筆者も驚いております。ぜひ参考にしてみてくださいね。
それ体調不良かも?気になるサイン
そういえば最近....といったように気付くサインをまとめてみました。
どれも放っておいたり、状況が改善しないようであれば悪化したり、背景に大きな病気が隠れている場合もあります。
特にねこちゃんの場合は、「痛い」「辛い」という状態を本能的に隠そうとします。
弱っているのを見つけられたら天敵に襲われてしまうかもしれないから、その名残ですね。
飼い主さんが気付くくらい表に状態が出ている時は、ねこちゃんとしてはだいぶ辛いということを頭に入れておくと良いかもしれません。
以下のようなサインに気付いた時には病院に連れて行ってあげましょう。
行動の変化
- 元気がない
- 遊ばなくなった、無気力に見える
- 落ち着かない(そわそわしている)
- ずっと隠れていて出てこない
- 毛繕いをしすぎている(ノミやダニ、アレルギーなどの皮膚病、ストレスの転嫁行動の可能性)
- くしゃみや咳を繰り返す
食事やトイレからのサイン
- 以前よりも食べなくなった(歯や口周りの病気があって痛い、など食欲不振になっている可能性も)
- 喉の渇き、多尿(糖尿病、甲状腺機能の障害、肝臓や腎臓の問題があることも)
- 下痢
- 便秘(硬くて小さい乾燥した便は腎臓病の初期症状のことがある)
- 尿量が少なくなった、トイレにキラッと光る砂のようなものがみられる(膀胱結石の可能性)
- 尿量が多くなった(腎臓・肝臓の病気や糖尿病の可能性)
見た目に出るサイン
- 体重の急激な変化がある
- 怪我をしている
- 鼻水や耳垢、唾液など分泌物が多くなる
- まぶたが垂れ下がっていたり、目やにが多く出る、瞳孔の開きが左右で違う
- 毛並みにツヤがなくなったり、乱れが続いていたり、フケがある
- 一部毛がハゲていたり発疹がある
その他サイン
- 口臭がある(歯周病のほか、内臓の問題があることも)
すぐに病院へ連れて行って!一刻を争う体調不良のサイン
以下のような状態は緊急性があるため、一刻も早く動物病院へ連れていきましょう。
一刻を争う危険な体調不良のサイン
- 24時間以上食事が摂れていない様子がある(肝脂質症、脂肪肝疾患など数時間で命取りになる症状を発症している可能性がある)
- 異常に感じるほど排尿がない、少ない(腎臓や尿路の問題で排尿が出来ない場合、命に関わる)
- 排尿時に痛そうに声をあげたり、異常に強張って緊張している様子や、トイレから出たり入ったりする(排尿が出来ない、痛みを感じている可能性)
- 皮膚や目が黄色い(黄胆)
- 皮膚や粘膜が青紫色になる(酸素不足)
- 嘔吐(1,2回の空腹や毛玉を吐くための嘔吐ではなく、短時間に何回も吐いたり、血が混じる、吐いた後元気がない、お腹が張っていておもちゃなどの異物を飲んだ様子がある、食べたものを全て吐く、などの嘔吐の場合すぐに病院へ)
- 呼吸が浅い、口呼吸、喘ぎなどの息苦しさ(呼吸障害がひどくなると頭や首を伸ばすようにして正常な姿勢で眠れなくなる)
まとめ
いかがでしたか。今回は、ねこちゃんの体調不良のサインについてまとめてみました。
出来るだけたくさん体調不良のサインを挙げてみましたが、もちろんこの他にもいつもと違う様子を感じることもあるかもしれません。
おかしいなと異常を感じたらすぐに相談ができるようなかかりつけの獣医師さんが身近にいると安心ですね。
また、ねこちゃんが痛みや体調不良を隠してしまいがちな特性を持っていることを踏まえて、ささいな変化に気付いてあげたいですね。