日清「麺職人」 醤油vsマルちゃん「麺づくり」 鶏ガラ醤油を食べ比べ比較
似たようなカップラーメンを比較します。
日清と東洋水産はインスタントラーメン業界でトップを走っている企業であり、ライバル関係ともいえます。
そのため、時々似たような商品を販売していることがあります。特に「日清 麺職人」と「マルちゃん 麺づくり」は商品名とコンセプトが似ていますね。カップ麺好きならきっとそう思ってる人もいるはず…!
そこで今回は「麺職人」と「麺づくり」を味などに違いがるのか食べ比べてみることにしました。
日清「麺職人」vsマルちゃん「麺づくり」:パッケージ比較
デザインは違いますが、カップの大きさなどは似ていますね。色合いなんかをみると、どっちが意識してるのか知りませんが、おそらく意識してますよね。
まずは麺職人から。麺はノンフライ麺です。390mlのお湯で調理時間は4分。
1個(88g)当たり290kcal。炭水化物は52.4gで食塩相当量は5.8g(めん・かやく1.9g、スープ3.9g)。
原材料を見るとスープは全体的にチキンベースの調味料がちらほら。小麦全粒粉が麺に含まれているのが特徴的。
液体スープ・かやく・のりの3種類入ってます。
ノンフライ麺は全粒粉入り。太さは細麺に近いですね。
次に麺づくりを見ていきましょう。こちらもノンフライ麺で調理時間は4分です。
1個(97g)当たり294kcal。炭水化物は53.1gで食塩相当量は6.2g(めん・かやく2.0g、スープ4.2g)。麺職人よりも全体的に量や数値が高めです。
原材料を見るとスープは豚脂やポークエキスなど豚系の調味料にチキン系が混ざっている印象です。麺は全粒粉は含まれていませんでした。
麺職人と同じく液体スープ・かやく・のりの3種類。
麺は麺職人よりも少し太めでちぢれています。
日清「麺職人」vsマルちゃん「麺づくり」:食べ比べ
完成品がこちら。2商品を並べてみましたが、麺のちぢれ具合やスープの色が若干違います。
まずは麺職人のスープから飲んでみましょう。鶏ガラの味が非常に効いていて、まさに鶏を主体にしたスープです。さっぱりとしていながら、和風スープはクセになりそうな味でカップ麺とは思えないクオリティでした。
麺職人自慢の麺は細麺でありながら、計上は丸くストレートです。鶏ガラベースの和風スープによくあった細麺でつるっと食べることができます。
次に麺づくりのスープを飲んでみましょう。こちらも鶏ガラですが、鶏ガラ風味は麺職人の方が強く、麺づくりは生姜と胡椒などが効いたジャンキーな味がします。原材料にポークエキスなどが入っているためか、鶏ガラの味が弱く感じるのかもしれません。
麺は中太麺で柔らかめです。少しちぢれているのが特徴です。麺職人と比較すると麺は太め。ジャンキーのスープとよく絡み、安定感のある味わい。
麺職人と麺づくりは同じようで違う
名前が非常によく似た2商品ですが、同じ鶏ガラ味でもかなりの違いがありました。鶏ガラの味を楽しみ和風ベースのスープとツルっとした麺を楽しみたい人は麺職人がおすすめです。ジャンキーな味でワシワシっとした麺を楽しみたい人は麺づくりがぴったり。
ごちそうさまでした。