2014年ツール・ド・フランス第18ステージ それでも笑顔でハイ、ポーズ
ヴィンチェンツォ・ニバリが山頂フィニッシュへ一番に駆け上がった。
ステージ優勝の表彰に続いて、マイヨ・ジョーヌ表彰式も滞りなく行われた。
新人賞のティボー・ピノは、ニバリから1分10秒遅れで、山岳賞のラファ・マイカは1分12秒遅れで、山のてっぺんへとたどり着いた。マイヨ・ブランとマイヨ・ア・ポワも、続けて表彰が行われた。
ポイント賞のペテル・サガンがステージを終えたのは、26分29秒遅れだった。マイヨ・ヴェール係のポディウムガールたちは、つまり26分ほど待たされた。気の長いファンたちも、フェンスの向こうで待った。
フォトグラファーたちは、どうやら、ほとんど待たなかった。
だって第2日目から緑色のジャージを着ているのは同じ人物で、この先、失う危険性はほぼゼロなのだ。改めて写真を撮る必要なんて、まるでないんだもの。
それよりも、早くプレスセンターに戻って、たった今撮影したばかりの写真データをPCに取り込んで、整理して、クライアントに送信しなきゃ……。