【豊橋市】氷点下-4度の新体験!
愛知県内で3か所しか味わうことのできない、限定されたコーラがあるのを知ったのは、ごく最近のことだった。「フローズン状」のコーラだという。一部のセブン・イレブンの店舗で限定販売中で、愛知県内では豊田市と東浦町の店舗のほか、豊橋市問屋町のセブン・イレブンで提供しているそうだ。
フローズン状のコーラは、その名も「アイスコールド コカ・コーラ」。 日本コカ・コーラ社の公式サイトでフローズン状のコーラについての紹介を読んでみると、「口過冷却状態という、液体が凍り始める手前ぎりぎりで冷やし込んだ状態にある『コカ・コーラ』を開栓すると、炭酸飲料であることによる容器内の内圧開放が刺激となり一気に『コカ・コーラ』が液体からシャリシャリした“フローズン状“の状態に変化します」とある。
……スゴく難しいことが書いてある(-_-;)。とにかく、持ち前の技術を研ぎ澄ましていった結果、独自の技術が最高峰に至りフローズン状のコーラの提供が可能になったのだろう……。説明文を読んでみて、日本コカ・コーラ社のテンションの高さは伝わってきた。日本コカ・コーラ社の説明から得た高揚感が冷めないうちに、さっそく問屋町のセブン・イレブンに急行だ。
入店して、飲料売り場横に特設コーナーがあるのを発見。500mlで172円(税込)なので、一般的なコーラよりやや割高。特設コーナーに掛けられているビンの形をした購入券を手にしてレジへ。
レジで購入券を差し出して会計を済ませると、店員がカードを目の前に置いた。次に、フローズン状のコーラが提供される「アイスコールドクーラー」を案内してくれた。アイスコールドクーラーは書籍売り場横に設置されている。入手したカードを挿入口に投入すると、コーラのペットボトルがドカンと取り出し口に。手にしてみると、500mlペットボトルのコーラと何ひとつ変わらない。
ここで重要なのは飲み方の作法だ。アイスコールドクーラーに貼り付けられたマニュアルに従う。ひと口飲んだ後、再びふたをして「やさしくひっくり返す」。「やさしく」だ。念入りに、やさしくした。
実際に飲んでみると、フローズン状のコーラだ。-4度の冷却によって引き起こされた「コールドアイス現象」を伴うコーラは未踏の地。シャリシャリした舌触りが、今までのコーラとは異次元の世界をもたらす。
しかし、「アイスコールド コカ・コーラ」を購入する際、注意すべき点がある。-4度で得られたシャリシャリ感の持続する時間は状況や気温に左右されるが、気温15度の屋外で5分間程度、それ以上時間が経過すると、フローズン状のコーラは溶け出し、一般的なコーラとなんら変わらなくなる。すぐに完飲することが必須条件なのだ。その場でゴクゴク飲み干すことを要求する、活きのいいヤツだ。
【公式サイト】日本コカ・コーラ