【大損してるかも】なすのアク抜きのデメリットと正しい方法を八百屋が紹介
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
本格的に暑くなってきて、夏野菜がおいしい季節になりましたね。
個人的に夏野菜の中では、なすが圧倒的に好きなんですが、みなさんアク抜きってしていますか?
秋のなすや水なすはアクが少ないので、アク抜きが不要な場合がありますが、やはりえぐみや変色を考えるとアク抜きはしておきたいと思う方が多い気がします。
でも、アク抜きをすることで、デメリットもあるんです。
そこで今回は「なすのアク抜きのデメリット」と「正しいなすのアク抜きの方法」とおまけで「八百屋おすすめのなすレシピ」を紹介します。
なすのアク抜きのデメリット
なすのアク抜きはえぐみをとったり、変色を防ぐ効果があります。
夏のなすはえぐみが強いので、料理によってはアク抜きしておきたいですよね。
ただ、なすのアクを抜くことはメリットだけではなくデメリットもあるんです。
というのも、なすのアクの正体はポリフェノールなんです。
ポリフェノールは抗酸化作用があり、老化を防いだり、生活習慣病予防効果が期待できる成分です。
どうせなすを食べるなら、しっかりポリフェノールを摂取したいところですよね。
正しいなすのアク抜きの方法
なすのアク抜きの方法は、カットして水につけるやり方と、切り口に塩を塗る方法の2種類あります。
どちらの方法も重要なのは、時間をかけすぎないことです。
水につける方法も、塩を塗る方法も5分で十分です。
時間をかければかけるほど、ポリフェノールの損失が大きくなるんです。
もちろんポリフェノールの摂取量を最大にするなら、アク抜きをしないという選択もあります。
なすのアクに毒性はなく、身体に悪いものではないので(むしろ身体に良いので)濃い味付けの料理ならアク抜きしないというのも全然ありなんです。
八百屋おすすめのナスの食べ方
なす料理の中で、一押しなのは「なすの生姜焼き丼」というレシピです。
「なすの生姜焼き丼のレシピ」という記事を別で書いているので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。
なすのアク抜きまとめ
今回は「なすのアク抜きのデメリット」と「正しいなすのアク抜きの方法」について紹介しました。
ぜひ参考にして頂けると嬉しいです。
他にも「抜群に鮮度の良いなすの選び方」や「なすを1ヶ月長持ちさせる保存方法」という記事も書いていますので、気になる方は読んでみてくださいね。