島根県の離島、隠岐郡海士町（あまちょう）。

周辺の西ノ島町、知夫村の3町村合わせて、島前地域と呼ばれます。

この地域には、【幻の黒毛和牛】がいます。

「隠岐牛（おきぎゅう）」。

島で生まれ島で育つブランド牛です。

同じ土地で生まれ育つ牛は日本ではかなり希少な存在で、雄大な自然の中、ストレスがなく足腰も丈夫に育つ牛は最高の肉質に仕上がります。

隠岐牛は、出荷される牛の9割がA4A5ランクに格付けされ、取引額の高さから東京の一部の市場でしか流通していません。

また肉質の高さと反比例し、出荷頭数が非常に少ないため「幻の黒毛和牛」と呼ばれます。

この隠岐牛を堪能できるお店が、海士町の港のすぐそばにあります！

「隠岐牛店（おきぎゅうてん）」

このお店は、隠岐牛の繁殖・肥育・出荷を行なっており、そのまま仕入れるため、都市部で食べるよりも遥かに安価で隠岐牛を楽しむことができます♪

隠岐牛店では隠岐牛の焼肉、しゃぶしゃぶなどを楽しむことができるのですが、今回はすき焼きを注文しました♪

すき焼きはコースで7000円。

割といい値段するのですが、それ以上のクオリティ！都会で食べるとさらに金額が跳ね上がるみたいです。

コースの一品目は隠岐牛の握り。

少し炙ってあり、口に入れると肉の「ほどける」感覚が口中に広がります。

脂も最高に美味しい絶品でした♪

そして隠岐牛のすき焼き肉がテーブルの上に置かれます。

程よい厚さにスライスされたお肉。

サシのきめ細かさに目が奪われてしまいました。

店員さんが最初に食材を焼いてくれます♪

ジュワッと焼けるお肉の脂の香りや、少し色づいてきた表面を見ると、待ちきれなくなってしまいます。

わずかの焼きの時間でも果てしなく長く感じてしまいました。

いい塩梅になった食材は、島で育った平飼い卵につけて食べます。

島の農家、ムラーズファームで育った卵。1個100円ほど（！）の高級卵だそうです。

すき焼きは、口に入れると柔らかい歯応えを最初に感じ、スッと歯が通っていくのを感じました。

そのあとすぐに、上品かつ繊細な旨味、甘味が口の中に広がります♪

正直今まで食べたどのすき焼きよりも美味しく感じました♪

美味しいお肉の脂が溶けた鍋、もちろんしめのうどんも最高でした♪

海士町にお立ち寄りの際は是非いってみてくださいね！

離島で食べる絶品和牛。おすすめです！