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【富田林市】石川河川敷側から寺内町を見ると、やはり高台に町があった!20分のお散歩コースも楽しいです

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

富田林の寺内町は、石川河川敷から見ると高台になっています。わかりやすい場所としてじないまち展望広場から石川周辺を見下ろせるようになっていますね。

しかし、いつもとは逆に、河川敷側から寺内町を見上げたらどんな景色なんだろうかと考え、行ってみることにしました。

寺内町からは向田坂を下りていきます。

向田坂を降りると寺内町の下の石川河川敷方向に出てきます。

坂を下りたところから寺内町を見たところ。

坂を下りきると、そこはぎりぎり人がすれ違えるほどの通路になっていて、両側はフェンスで仕切られていました。その横には、用水路が流れています。見た目でも結構深くて、相当な水量が流れているのがわかります。

水路はそのまま南東側、石川河川敷方面に向かって流れているようです。

通路の途中で振り返って、寺内町方向を見てみます。こうやってみると、確かに高台に町が形成されているのが、よくわかりますね。

さらに石川に近づいてみましょう。ひき続きフェンスの通路をまっすぐ南東方向に歩いていきます。この辺りは、石川にどこまで近づけるのか、実際に行ってみないとわかりません。

やがて、フェンスがなくなり、河川敷に出てきました。この道をまっすぐに行くと石川の水の流れのすぐ前まで行けます。

以前、寺内町に住んでいる人に話を聞いたことがありますが、昔の石川はもっと水量が多かったそうです。どうやら上流に滝畑ダムができてから水量が減ったともおっしゃっていました。

先ほどの用水路が石川に流れている地点まで、歩いて行くことが出来ました。

石川の流れです。この日はあいにくの天気でしたが、山が雲に覆われた風景もまた味わいがありますね。

ところで先ほどの用水路を反対側から見るとこうなっています。途中でせき止めていて、水量を調整しているようです。

さて、石川の前から少し戻って、亀ヶ坂方向に行ってみましょう。石川と反対側、寺内町方向を見ると、途中で竹林に覆われてまったく見えないところがありました。昔は街から石川方向に出ている坂以外は、こういう竹林で全く見えない状況が続いていたのかもしれません。

竹林を越えると、寺内町の建物が見えてくるところに来ました。寺内町は何度見ても、やはり高台にあるんですね。

ということで、今度は亀ヶ坂を上って寺内町に戻ります。寺内町は何度も歩いていますが、意外に知らない石川河川敷方面。約20分のお散歩コースです。寺内町に来て古い街並みを見るのも良いですが、たまには少し変化をつけて、坂を下って散歩してみてはいかがでしょうか?

今回は冬場に歩きましたが、例えば春のころにはいろんな花が咲いていて美しいと思います。

寺内町に隣接する石川河川敷
住所:大阪府富田林市富田林町
アクセス:近鉄富田林駅から徒歩10分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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