初めてのご紹介、せっかくならばずっと気になっていたあの店に行こうと決めていました。そのお店とは、高崎町にある【フレンド横丁】さんです。外観だけでそそられるのは私だけでしょうか？

都城市内から高原町へ向かう国道221号線を進むと、右側に現れるノスタルジックな佇まいのお店。

入ってすぐにカウンター７席。伺った時はお母さん一人で切り盛りしておられ、「いらっしゃいませ～」に続いて「好きなとこ座っていいよ～」の気さくなお声がけに初取材、初来店の緊張が一瞬で吹っ飛びました。わが子と話すように接してくれて、初対面なのに昭和のお母さんを感じます。
更に内装や年季の入った設備、使いこまれたカウンターや畳に囲まれていると、ホッとするような懐かしい祖父母の家を思い出しました。

現在のメニューはこちら。一緒に行った夫はチャーシューメン、焼き飯に決定。お母さんに人気を伺うと「からあげ定食」「チキン南蛮」がよく出るそうで、私はチキン南蛮に決定。

チキン南蛮定食のボリュームに大満足

チキン南蛮は甘酢の甘さと酸味のバランス型。タルタルソースに円やかな酸味を感じるので、全体的にあっさりとしてどんどん食べ進められる印象。副菜に目玉焼きが珍しく、やけに嬉しいですね。備えつけのソースか醤油をかけてどうぞ。
ご飯もこんもりとしていて量があるので、お子様ともシェアしながら食べられそうです。

夫マンは王道チャーラーで注文

チャーシューメンはさっぱり豚骨のストレート麺、焼き飯は葱香るしっとりタイプ。テーブルに調味料が備えられているので、好みに味変できるのも嬉しいですね。

普段はランチをメインに、母と息子のお二人で切り盛りされています。お店は亡くなられたご主人と始め、今年で35～36年。「あの時はすぐ潰れると思っていたけどこんなに続いていて、客が来るから辞められんわ」と嬉しそうに話してくださいました。
ライダーや大型トラックを運転する方にも人気高い店で、座敷が広いのでお子様連れにもお勧めなうえ、女性だけでも気兼ねなく入ることができます。
金曜日、土曜日は夜営業もされていますが、「私は足が悪いから金土しかできないのよ」と仰っておられました。お母さんお一人で切り盛りされている時もありますので、ぜひ時間に余裕をもって行っていただきたいと思います。テーブルに禁煙表示あり。

●DATE●