Yahoo!ニュース

つくりおき・常備菜 紫キャベツの酢漬け

岸田夕子料理研究家/JSA認定サケ・エキスパート

その名の通り、生のままでも美しい紫色をしている紫キャベツ。
赤色の正体は言わずと知れた「アントシアニン」
抗酸化作用の強い栄養素ですね。
アントシアニンは酢につけると鮮やかさを増すので、紫キャベツの酢漬けはメイン料理のつけ合わせや、お弁当の隙間埋めにもぴったりです。

冷蔵庫保存で1週間ほど日持ちしますので、作っておくととても便利。
ビタミンCも豊富な紫キャベツは、つくりおきで毎日食べたい常備菜です!

紫キャベツの酢漬け

材 料

  • 紫キャベツ 1/4個(約250g)
  • りんご酢 100ml
  • 塩 小さじ1/2
  • はちみつ 小さじ1
  • エキストラバージンオリーブオイル 大さじ1

作り方

1. マリネ液を作る。りんご酢と塩を小鍋に入れて中火にかけ、1分ほど沸騰させて火から下ろし、あら熱が取れたらはちみつとオリーブオイルを加えて混ぜ合わせる。

2. 紫キャベツは繊維を断ち切る方向にせん切りにする。

3. 保存容器の中で、1と2をよくあえ、ふたをして冷蔵庫におき、たまに取り出してかき混ぜる。丸1日後くらいからおいしくなり、3日後くらいからが食べごろです。

この画像は、マリネ液をあえた直後に撮影したものです。
この画像は、マリネ液をあえた直後に撮影したものです。

ポイント・メモ

  • 歯応えがあるものがお好みであれば、繊維に沿ってせん切りにしてください。
  • りんご酢を使っているので、仕上がりがフルーティーで酸味はそれほど強くはありません。お好みで穀物酢などに代えていただくと酸味の強い酢漬けになります。

レシピを公開している「マヨなしオリーブオイルサンドウィッチ」のつけ合わせにも使っています。

お弁当の隙間埋めや、メイン料理のつけ合わせ、またはサンドウィッチの具材などにも便利に使えますし、マリネ液はサラダのドレッシングにしてもおいしくお使いいただけます。

作ってみていただければうれしいです。

レシピ・文 料理研究家 岸田夕子

料理研究家/JSA認定サケ・エキスパート

2010年春にアメリカシカゴより帰国後まもなく料理研究家として始動しました。16年間暮らしていたシカゴでの経験を反映した料理が得意です。出版料理レシピ本9冊を始め、雑誌やWEBマガジン、食品や調理器具メーカーのレシピ考案、テレビ出演、料理イベント登壇などが主な実績です。また「大葉にんにく醤油」「はちみつ味噌」「ジャーサラダ」「スキレット」などのトレンドを仕掛けてきました。今後も、寄る年波に負けず新しい食のトレンドを探したいと思っています。

岸田夕子の最近の記事