【富田林市】秋の錦織公園で咲いている花には何がある?大阪府営公園のスタンプみっけラリーも開催中です
晴れた青空の日でも少し前の残暑の暑さが収まり、ようやく散歩に適した季節になりました。
こちらは河内長野の広報誌ですが、ちょうど岩湧のシュウカイドウ(秋海棠)が開花した話題を取り上げていました。
河内長野の岩湧山中腹にある岩湧寺周辺はシュウカイドウが咲いていることが有名。私も数日前に岩湧寺周辺のシュウカイドウを見に行ってきました。確かにきれいなのですが、特に公共交通派が岩湧寺のシュウカイドウを見に行くとなると、そこまで行くのが遠く、なかなか大変です。
しかし、もっと気軽にシュウカイドウやほかの花が見られるのが、富田林にある錦織公園です。わずかですが錦織公園にもシュウカイドウが咲いていますし、他の秋の花も咲いています。昨日錦織公園に行って、秋の花や秋の公園の様子を散策してきました。
今回は南側の入り口から北側の入り口に向かって歩いてみることにしました。
昨日は平日のお昼前とあって、公園利用者は少なかったです。そして雲が多いことがあったこともあって、もう暑さをほとんど感じません。ようやく秋の散歩ができるようになりました。
さて、錦織公園では秋のパークフェスタを10月13日に行います。いろんなワークショップや体験会が、一部を除いて無料で体験できます。ただ参加人数が非常に限られているものが多いので、興味のある方は早い目に問い合わせましょう。
錦織公園を縦断するように北のほうに歩いていきます。
道路の横側にカラフルな花、ベゴニアが咲いています。
ドレミの小橋をくぐっていきます。
桜木の里です。この日はインターナショナルスクールの幼児たちが遊びに来ていました。欧米人っぽい教師が、英語で子どもたちにいろいろ話しかけて指導している声が耳に届きました。
桜木の里からさらに先に向かいます。秋らしく葉が色づいている木も見かけます。
見えてきたのは奥の池のあたりです。
4から5月ごろにはツツジの赤い花が見られるあたりです。9月の終わりごろなので、緑の葉だけですが、庭師によりきれいに整えられている様子がわかります。
河内の里まできました。今回河内の里に咲いている花も興味があったのですが、もうひとつ別の目的がありました。
これはこちらのスタンプ「みっけ」ラリーに参加(外部リンク)するためです。これは大阪府営の19公園(プラス大阪市営4公園)を5つのエリアに分け、それぞれのエリアの公園を巡回し、回ったスポットの数で景品に応募できるものです。錦織公園は南河内地域で、他には長野公園と石川河川公園が含まれています。
画像認識を使用した「スタンプラリー for clickable paper」というスマホのアプリを使います。デジタルスタンプラリーで多く使われているアプリ「Spot tour(スポットツアー)」ではありませんので、注意しましょう。
アプリを入れて設定を終えると、こちらの画面になりますので、いちばん上のスタンプ「みっけ」ラリーを選びます。
すると、こちらの画面になります。ここから5つの地域の指定された公園の指定されたスポットに行けば、スタンプが得られます。
錦織公園のスタンプは、河内の里の中にある里の家にあります。河内の里は入場時間が、9:30~16:30までと限られているので注意しましょう。
門を入ってすぐ見える建物はトイレです。里の家はもう少し中ほどにあります。
ピンクの花が見えてきました。これが岩湧寺周辺に咲いているシュウカイドウです。
こちらです。錦織公園のシュウカイドウ。
参考までに岩湧寺のシュウカイドウも紹介しましょう。
錦織公園河内の里はシュウカイドウ以外にもいろんな花が咲いています。
例えば、背後に里の家が見えますが、手前にある白いのは木綿です。
右手に見えるのは人ではなくカカシです。その左側には、これも今が旬のヒガンバナですね。
上から眺めました。曼殊沙華(マンジュシャゲ)ともと呼ばれるヒガンバナは見るほどに不思議な形をした花、これを見ると「秋が来た」と実感するものです。
里の家の中に入ってみましょう。
昔の河内地域の家を再現した里の家とその周辺です。
このように綿の花が採取されて、河内木綿になります。
さて、里の家のなかにありました。スタンプ「みっけ」ラリーのスタンプ場所。
Spot tourの場合は勝手にセンサーが反応して自動的にスタンプが付きますが、「みっけ」ラリーの場合は違います。自分の手で画像を撮影することによってスタンプが得られる仕組みです。
やり方はアプリを起動させ、いちばん下の真ん中にあるカメラのアイコン(赤丸で囲んだもの)を押します。撮影モードになりそれを押せば、画像認識機能が働き、スタンプがもらえるという仕組みです。
このように「おまちください」の画面が出てしばらくするとスタンプが無事に押されたと出ます。ただ注意したいのは、縦に撮影してもうまくいきません。用意されている画像に合わせてスマホを横方向に構えて撮影しましょう。
こうして問題なく画像認識機能が反応すれば、上の画像のように南河内地域のスタンプを手に入れることができました。あと4つの地域を回ってスタンプを集めようというものです。アプリにも記載していますが、3つ以上集めると景品の応募に参加でき、2つ以上の場合はキラキラもずやんステッカーがいただけるとのこと。
明治安田Jリーグ観戦ペアチケットのように、9月30日締め切りのものもありますが、基本的には12月15日までにスタンプを集めれば応募をしたり、ステッカーがいただけます。またアスマイルポイントとも連携しているとのこと、興味のある方はチャレンジしましょう。
さて、里の家には種類ごとに植物の見本の写真があります。
例えば「秋の花」でページをめくると「シオン」のページが出てきました。
ちょうど里の家を出たところに紫色のシオン(紫苑)の花が咲いていました。十五夜と開花時期が重なるため、「十五夜草(ジュウゴヤソウ)」との別名を持つ秋の花です。
シオンはキク科シオン属です。学名が「Aster tataricus(アスター・タタリカス)」で、原産地は東アジア(中国、朝鮮半島、日本)とシベリアです。日本では平安時代から栽培されていたとのこと。
シオンの花言葉は、平安時代の今昔物語との関係が深く、「追憶」「あなたを忘れない」「遠くにある人を思う」です。
シオンの花を見てから河内の里を後に、北出口方向に行きます。
河内の里を後に前に進みます。
芝生広場です。錦織公園の芝生広場を見るといつもシートを持って寝転んでみたくなる誘惑にかられます。
坂道を上がっていきます。
ちょうど、昨年紹介したBBQエリアの前に来ました。今までは暑かったと思いますので、これからの時期なら錦織公園で味わうBBQも季節的にちょうどよさそうです。
つり橋を超えると北出口まであとわずかです。
今日は平日の昼間なので静かですが、休日になれば子供の歓声が聞こえる広場です。もう黄色に色づいた木があります。
北口の近くまで来ました。この辺りは桜の木ですが、黄色い葉が目立ちます。
拡大しました。秋の雰囲気です。ようやく気温が追い付いてきました。
ということで、錦織公園を南出口から北出口まで縦断し、昨日の様子を紹介しました。河内の里にはいろんな花が咲いていますし、現在、スタンプ「みっけ」ラリーも開催中、10月13日にはパークフェスタもあります。ぜひ秋の錦織公園を楽しんでみてはいかがでしょう。
大阪府営錦織公園
住所:大阪府富田林市錦織1560
アクセス:近鉄滝谷不動駅から徒歩25分
---------------------------------
奥河内から情報発信のおすすめ記事がLINEに届きます!
奥河内地域に住んでいる人たちに役立つ情報を毎週水曜日の10:00にお届けします。
ぜひご登録ください!
<友だち追加の方法>
■下記URLをクリックして友だち登録してください
※本リンクはYahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています
---------------------------------
※記事へのご感想等ございましたら、プロフィール欄にSNSへのリンクがありますのでそちらからお願いします。