53歳。「婚活は面倒臭い」と言いつつ独りぼっちで人生を終えたくありません~おみおじリポート(38)~
婚活は就活と同じく、基本的には辛いもの。「楽しい」ことは少ないと覚悟してください
※2021年1月8日追記。松本さんは受けオネット期間の半年間が経過して自動退会となりました。オネット以外で知り合った男性と交際中との嬉しい報告もしてくれています。彼女の良縁を祈りたいと思います。
こんにちは。大宮です。自分の周囲にいる独身男女に声をかけて引き合わせる、お見合いおじさんおみおじ活動(略称:おみおじ)を婚活パーソナルトレーナーのマチコ先生と一緒に推進しています。お世話させてもらう独身者をオネット(大宮ネットワーク)会員として認定し、半年間で婚約を目指す活動です。オネット会員の募集と面談についてはこちらをご覧ください。
今日は10人目のオネット会員を紹介します。兵庫県神戸市にお住いの松本加奈子さん(仮名、53歳)です。マチコ先生も僕もアラフォーなので、50代の婚活は正直言って未知の領域。でも、松本さんのことは応援したいな、と思いました。明るくて柔軟な雰囲気を全身から漂わせている女性だからです。
神戸で一人暮らしをしている松本さんは、父親が経営する会社で元気に働きつつ、日本刺繍や勉強会参加などの趣味にも精を出しています。溌溂とした美人。なぜ今まで結婚しなかったのでしょうか。また、今になって本気の婚活を始める理由は?
「今まで結婚したくなかったわけではありません。30代後半からちょこちょこと婚活をしていました。でも、私は恋愛能力が低いのかもしれません。婚活があまり楽しくないと、『時間がもったいないので違うことをしよう!』と気がそれてしまっていました」
あー、それって30代40代女性の婚活あるあるですよね。就職活動と同じく、自分自身を売り込む活動である婚活が「楽しい」と感じる人はほとんどいません。すごく条件がいい人かよほどの婚活オタクでない限り、断ったり断られたりすることに疲弊していきます。適切な伴走者がいない場合、途中で「婚活は辞めます。自然な出会い方で恋愛して結婚したい」と離脱しがちです。
でも、そもそも恋愛能力が低い人が30歳を過ぎてから「自然な出会い」で結婚する可能性はとても低いですよね。自分に合った方法でいいけれど、やはり婚活をしなければ結婚はしにくいのが現実です。松本さんもそのことに気づき、我がオネットの門を叩いてくれたのでした。
「パートナーが欲しいという気持ちはずっとあります。それが何かの拍子に出てくることの繰り返しだったので、『このまま一人でいいのかな。もう一回、ちゃんと婚活をしてみよう』と思うようになりました。『婚活は面倒臭い、もういい』などと言いながら独りぼっちで人生を終えたくありません」
偉い、偉いぞ松本さん。でも、その婚活の伴走者として僕とマチコ先生を指名してくれたんですよね。うーん、責任重大!
メールでのやりとりで人柄や能力を判断することはできません
では、松本さんはどんな男性との結婚を想定しているのでしょうか。本人によれば「SNSやチャットではなくメールでのやり取りができる人」とのこと。ど、どういうこと?
「私は文化的というか知的な活動が好きなので、メールなどの文章がちゃんとしている人は素敵だな、と思う傾向があります。あと、穏やかな性格の方がいいですね。年齢は年上でも年下でも気にしません」
なるほど。失礼ながら、これもアラフォー以降の高学歴女性はよく口にする内容です。確かに文章は人柄や知性を表しがちですけど、そこに固執すると出会いの幅を狭めてしまいかねません。
僕の経験上、女性と比べると男性はメールの文章は短くて、しかも返信は遅めの傾向があります。単なる習慣であり、それをもって人柄や能力を判断することはできません。松本さんのほうはメールも含めたコミュニケーション能力が高いので、相手の良いところを探し出して伸ばしていく方針で婚活に臨んでほしいと思います。
最後に、真剣な表情で松本さんと面談していたマチコ先生からひと言。
「松本さんはキャラが立っているので、お見合い相手は見つけられると思います。明るいし社交的な方なので、たいていの男性とはいい関係を築けるのではないでしょうか。私は、静かで穏やかな雰囲気の男性と一緒に暮らし始めるイメージを持っています」
おお! マチコ先生がやる気になっています。松本さん、オネット以外の出会いに関してでもいいので、何でもマチコ先生に相談してみてくださいね。「恋愛能力」の低さは僕たちが補います!
※文中のオネット会員は仮名です。松本さんの詳細プロフィールやマチコ先生と大宮による超実践的婚活アドバイス(ヤフーの有料記事です)を読みたい方はこちらをご覧ください。