【新宿区】上質なチョコレートの食感と甘い香り!地元に愛され続ける本物の味|東新宿「チェリーボンボン」
バレンタインデーが近づいてきましたね。贈り物や自分へのご褒美を選ぶためにも、チョコレートがいつも以上に気になる季節となってきました。
今回は、チョコレートにあまり興味がない人にも美味しいと言わしめた、上質なチョコレートをご紹介いたします。
お店の外観
東京メトロ副都心線、都営大江戸線「東新宿」駅から徒歩約3分。
1977年創業の「チェリーボンボン」。
軒先テントはチョコレート色のストライプ。お洒落な外観が目を引きます。
店内のようす
入口を入ると、正面にショーケースがあります。商品は全てチョコレートです。
一番人気のCシリーズ
今回ご紹介するのは、お店のオープン当初から一番人気のCシリーズ。
良く練ったクーベルチュールチョコレートを薄くのばして巻き取った、まるで細長い煙草のような形。指先でさっと持ちやすいです。
- C-Black(シーブラック):ブラックチョコレート
- C-White(シーホワイト):ホワイトチョコレート
- C-Free(シーフリー):砂糖・糖質ゼロのブラックチョコレート
C-Black(ブラックチョコ)
一番人気のC-Blackです。
薄くのばしたチョコレートを、くるくると巻き取った形の綺麗なこと!
職人さんが全て手作業で作っているそうです。
食べてみると……前歯で噛むときにパリパリと、ささやかな感触がありました。
そして舌の上でゆっくり溶けながら、カカオの香りが広がっていきます。かぐわしい!
ビターな味を感じさせつつ、甘さもある。絶妙なバランスの美味しさです。
C-White(ホワイトチョコ)
あたたかみのある白が綺麗なチョコレートです。
こちらは、C-Blackよりも甘さが少し強く感じられました。それが、コクのあるホワイトチョコによく合って、ため息がでるほど美味しい!
購入する時、お店の方が「温かい飲み物とご一緒にどうぞ」とアドバイスしてくれた意味が分かりました。満足感のレベルがより一層高まるからです。
C-Free(糖質ゼロチョコ)
「チョコレートは甘くて苦手」「糖質を制限している」という方には、ぜひ一度こちらをお試しあれ。
Cシリーズの中で最も甘さ控えめながら、チョコレートの美味しさをしっかり味わえる絶妙な一品です。
C-Freeは、甘味料に麦芽還元糖「マルチトール」を使用。これは体に吸収されにくい糖で、砂糖よりも甘さ控えめ。しかも虫歯にもなりにくいのです。
「カカオポリフェノールは体に良いのに、砂糖が入っているから食べられない」という方にも、美味しいチョコレートを食べてもらいたい。糖尿やダイエットなどで糖を控えている方へのプレゼントにも、お使いいただきたい。
そんなオーナーの春日さんの想いから、C-Freeは考案されました。
取材で伺ったとき、お店のスタッフの方が教えてくださいました。「実は私、チョコレートが好きではありませんでした。でも、C-Freeを食べて初めて美味しいと思ったんです。それが高じて、今こうして働くまでになりました」と。
人ひとりの嗜好が変わるほどの影響を与えられるなんて、すごいチョコレートだと思いました(そして食べて納得。本当に美味しいのです!)。
パッケージは実用と可愛さを両立
ごく薄いチョコレートなので、衝撃が加わると割れやすい。そんなチョコを守りながら持ち運べるようにと考えられたのが、化粧箱、そしてBonBonBagの包装です。
化粧箱の方がチョコをしっかり守れるのはもちろんですが、Bagは軽くて、ギフトとしても渡しやすい可愛いデザインです。
本体の紙がリバーシブルなので、渡す人のイメージでバッグの色を選べるのも楽しいですね。
地元に愛されて47年
チェリーボンボンは、1977年の創業。現在の店主・春日さんのお母さまが開店されたそうです。
開店当初は、フランス菓子店としてケーキをメインに販売。そして30年ほど経った頃、業務用のオーブンが壊れたことと、職人の高齢化もあり、お店を閉店することになりました。
店頭に閉店のお知らせを掲示していたものの、当時は郵便やFAXでも注文を受けていた時代。閉店を知らずに注文するお客様が何人もいたそうです。
オーブンを使わなくても作れるお菓子なら注文に対応できるため、チョコレート専門店に変更。現在の店主・春日さんが主体となって通信販売を開始しました。
すると、近所のお客様から「近いからお店まで受け取りに行く」というご要望が増えてきて、週に1回だけお店を開店することになったそうです。
今では、週に3回(2月7日~14日は毎日)お店を開けるほどの大盛況。地元に愛されていることがよく伝わってきますね。
しんじゅく逸品
ちなみに、C-Blackは「しんじゅく逸品」に登録されています。
良い材料で、職人技で丁寧につくられた上質なチョコレート。チョコ好きはもちろん、チョコ好きでなくても心をつかむ美味しさです。今年のバレンタインに大切な人へ贈ってみませんか。