【上野カフェ5選】極上レトロ喫茶の宝庫!昭和の日本にタイムスリップして非日常体験を
今回は、外国人観光客からの注目度が高く、東京観光においても人気のスポット上野をご紹介。
今回ご紹介するように上野は、昔ながらのレトロな喫茶店が多いという特徴があります。
昭和時代からJR、京成、東京メトロが乗り入れるターミナル駅であり、
乗り換えまでの空き時間、携帯電話のない時代における待ち合わせ場所として、喫茶店のニーズが高かったとか。
そんな背景もあり、長時間快適に過ごせる店舗が多いのも嬉しいポイントです。
一方で、これまでに上野にはなかったスペシャルティコーヒーのお店など、他にも見どころはたくさん。
新旧問わず、今回の動画を通して、新たな魅力を発見してみてください。
過去の上野特集はこちら。
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【上野カフェ5選】
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■動画で確認したい方はこちらから
1. 珈琲 王城
昔ながらの純喫茶が多く激戦区の上野において、50年の歴史を持つ老舗喫茶。
実は、現在の店舗でさえ、移転後の店舗で、本当の歴史はもっと長かったとか。
記録に残っているのが、昭和50年、西暦1975年に現在の場所に移転してからとのことなので、その歴史の深さも、より味を出している気がします。
とはいえ、移転前からも、店舗の間取りこそ変われど、印象はほとんど変わっていないとのこと。
ゆったりとしたソファー席と含め、レトロな装飾と、清潔感のある空間は、多くの方に愛されています。
そんな王城さんで印象的だったのは、客層の広さ。
昔からの常連客の方々がいるのはもちろん、大学生や高校生ですらお店を訪れていました。
いまだに、喫煙可能な純喫茶の多い上野ですが、全席禁煙を決断したからこそ、若い人にも親しまれる空間です。
芸能人にもよく紹介されるお店で、
近年では雑誌で岡崎紗江さん、
新聞で飯豊まりえさん、
CDリリースで乃木坂46の人気メンバーがご紹介して以降、
よりその人気っぷりは加速しているようです。
そして、一番人気のメニューは「チョコレートパフェ」。
たっぷりの生クリームとアイスクリーム、
缶詰のみかんにチョコレートソースがかかった、昔ながらのシンプルな形とのことで、ぜひ、注文してみてほしいです。
そんな王城さんですが、個人的なおすすめは、モーニングトースト(厚焼)セットと王城クリームソーダ。
唯一無二の厚焼きバタートーストに、コーヒーとゆで卵がついて700円のセットは、コスパ抜群!
なんと言っても、厚焼きトーストの塩とバターの加減が抜群に美味しいです。
そして、店名を冠する王城クリームソーダ。
王城ソーダに+100円することでクリームソーダにできます。
その魅力的なビジュアル含め楽しんでみてください。
この様に、お客さん次第でお好みがありそうなレパートリーの多さも大きな魅力ですよね。
<<王城クリームソーダ>>
800円(税込)
<<モーニングトースト(厚焼)セット>>
700円(税込)
営業時間:8:00〜19:00
定休日:無休
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:上野駅から徒歩4分
座席:約50席
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード×、電子マネー×、QRコード決済◎、現金◎
2. 古城
1963年創業の老舗喫茶店。
普通に過ごしているだけでは見過ごしてしまいそうな入り口ですが、
少し覗き込むと、騎士の描かれた欧風ステンドグラスとシャンデリアがお出迎え。
そんな入口を少し下ると、今度は婦人のステンドグラスが。
まさに隠れ家的、もはや秘密基地の様な空間は、是非とも味わってほしい様な極上空間。
一点だけ、喫茶目的店であるため、タバコの煙が苦手な方には少し厳しいかも。
また、同様にして、未成年の入場はできないので、大人の空間だといえます。
さて、店内の空間は、まさに地下宮殿さながらの高級空間。
どうやら内装は世界三大美術館でありロシアの世界遺産、エルミタージュ美術館をイメージしている様でした。
天井を彩るシャンデリア、レトロなインテリアに、壁面を彩るステンドグラス、店内奥には電子オルガンまでもがありました。
そんな極上空間でこの日にいただいたのは、ミルクセーキとたまごサンドセット。
ミルクセーキは創業時からの伝統メニューとのことで、ミルクセーキの魅力を知るためにも味わってみてほしい逸品。
また、たまごサンドは焼きたてふわふわのたまごをきゅうりと一緒に挟んだ、魅力的なメニュー。
ほんのり効いた塩気が病みつきになるリピート必至メニューでした。
そして、やはり喫茶店といえばコーヒー。
今回セットメニューでいただいたように、ここ古城でいただけるブレンド珈琲のカップは、
喫茶店愛好家の間でも人気の高い、日本の陶器会社NIKKOの山水。
古城では、通常男性だと青のカップ、女性だと赤のカップで提供されているようで、そんな心遣いも粋です。
<<たまごサンドセット>>
1,250円(税込)
<<ミルクセーキ>>
750円(税込)
営業時間:9:00〜20:00
定休日:日曜、祝日
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:JR上野駅浅草口/広小路口から徒歩4分
座席:69席
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード×、電子マネー◎、QRコード決済×、現金◎
3. Nagi
「上野にあまりなかった、スペシャリティコーヒーを出す店を」と、2023年5月に開業した注目店舗。
上野で長い歴史を持つ純喫茶 古城の向かいに店を構え、上野における新旧の対比をしている様な印象でした。
内装は、白を基調としつつ、木の温かみを感じるようなインテリアを配置した無機質空間。
自家焙煎のスペシャルティーコーヒーと共に、季節のフルーツを贅沢に使ったレアチーズや自家製プリンをいただけます。
9月からは、モーニングメニュー限定として、
ホテルのハチミツフレンチトーストも開始。
耳なしフレンチトーストで、一晩たまごに漬け込んだふわふわ食感はたまらないとのことで、この日はモーニングに間に合いませんでしたが、次回以降リベンジしたいです。
ちなみに、モーニングのフレンチトーストは5食限定だとのことなので、
訪れる際にはお早めに!
10月からは、人気メニューレアチーズの種類として、
カカオとバナナのレアチーズと
シャインマスカットのレアチーズを用意。
いずれも見た目が美しく、まるでアートのよう。
もちろん味も抜群に美味しく、フルーツだけでなく、
さっぱりした味わいのレアチーズは、ご褒美スイーツとして満足すること間違いなしでした。
値段は1,500円と、とても高い様にも感じましたが、高級フルーツのシャインマスカットをこれだけ使っていることを考えると、
決して高すぎるわけではないと思えます。
また季節が変わり、冬になると新しいフルーツを使ったレアチーズも現れると思うので、その辺りも含めて楽しみですね。
<<シャインマスカットのレアチーズ>>
1,500円(税込)
<<カフェラテ>>
650円(税込)
営業時間:
Morning 8:30-10:30
Cafe 10:30-17:00
定休日:なし
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:JR上野駅から徒歩7分
座席:約7席
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
4. Coffee Shop ギャラン
1977年創業、上野駅からすぐの場所にある昭和レトロな喫茶店。
店頭には食品サンプルの展示があり、近年のカフェではなかなかお目にかかることもないと思うと、
こう言った部分も含め、喫茶店の見どころになるのかもしれません。
創業当時から変わらない雰囲気を大切にし、内装はもちろん店員さんの制服も味があります。
全席喫煙可能ということもあり、20歳未満の方は入店できず、
非喫煙者の方は気になるかもしれないですが、多少席の配慮はしてもらえそう。
ぜひ、一言聞いてみてください。
一方で、席の数は、75席と非常に多く、人気店ではありますが、比較的回転も良いので、
並んでる際にも少し待ってみるのが賢明かもしれません。
注目なのは、そのフードメニューの充実さ。
サンドイッチ、トースト、パスタ、カレー、オムライスなど、
喫茶店での定番はほとんど全て楽しめそうな印象。
デザートも大人気のパフェにとどまらず、ケーキやあんみつなど、種類が豊富でした。
ドリンクとしては、コーヒーはもちろん、
喫茶店の定番メニューであるクリームソーダに加え、
(生)バナナジュースやパインジュース、レモンスカッシュやミックスジュースなど、
コーヒーが苦手な人でも楽しめるメニュー。
さらに朝8時から11時まではサラダとドリンクにフードメニューがついたお得なセットもあり、
実質のモーニングになっているので、是非お試しいただきたいです。
夜23時まで営業しているということもあり、アルコール類の提供もありました。
上野周辺は魅力的な飲み屋も多いので、
飲みの後のコーヒー。そして、パフェ。というのも良いかもしれません。
<<コーヒー>>
750円(税込)
<<フルーツパフェ>>
1,100円(税込)
営業時間:8:00~23:00
定休日:なし
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:JR上野駅広小路口より徒歩2分
座席:75席
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード×、電子マネー×、QRコード決済×、現金◎
5. 不純喫茶 ドープ 上野御徒町店
2020年10月オープンした、若者の間で注目を集める喫茶店。
店名の不純喫茶というのは、「純粋にコーヒーを楽しむため」の純喫茶に対し、夜になるとお酒も楽しめる「喫茶酒場」に由来しています。
コンセプトは『せつない気持ちのゴミ捨て場 夜になると開きたくなる扉』。
40年ほど続いた喫茶店「カフェ ヴェルデ」の内装を残しつつ、
生まれ変わった空間は、しっかりと歴史の重みも感じられます。
喫茶店といえど、現金不可のキャッシュレス店舗であるあたりは、
今どきで、店内で販売しているグッズや流れる音楽含め、
「らしさ」を若者が楽しむのに最適な空間に感じました。
そんな、不純喫茶ドープの定番メニューはナポリタンとクリームソーダ。
ナポリタンは、ソフト麺を意識した太麺を使用しているようで、ボリューミーな盛り付けも印象的です。
具材もたっぷりで、玉ねぎと厚めのベーコンが、ケチャップソースとよく絡み合った味は、まさに喫茶店のナポリタン。
他にもオムライスやたまごサンドといった鉄板メニューがありました。
そして、注目のクリームソーダ。
この日は、ブルーのソーダをいただきましたが、
他にはメロン味やいちご味、黄色のはちみつレモン味など、
味の種類が豊富なのも嬉しい点でした。
そんなクリームソーダも夜になると、クリームソーダハイ、つまりお酒としていただける点も、まさに不純喫茶です。
他には昭和プリンが人気メニューで、
レトロな固めプリンとして、少し苦めなカラメルを組み合わせた味わいは、
食後のコーヒーとピッタリです。
<<ナポリタン>>
980円(税込)
<<クリームソーダ ブルーハワイ>>
640円(税込)
営業時間:12:00~21:00
定休日:なし
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:千代田線湯島駅から徒歩1分
座席:約30席
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金×