【八千代市】築100年の古民家カフェ「高津珈琲」で兄弟こだわりのコーヒー&スイーツはいかが?
八千代市高津のバス通りを車で走っていると不意に現れる「高津珈琲」の看板。「気にはなっているんだけど、まだ入ったことがなくて・・・」という方も多いのではないでしょうか。
そうさせているのは、バス通りからお店の駐車場に通じる道が狭い事。店主さんによると躊躇してしまう方が多いようです。でも思い切ってその道を入れば、広い駐車場がありますのでご安心を。
車を停めて、いざお店へ。築100年の古民家といってもまだまだ現役感のある立派な入母屋の建物。庭木などもちゃんと手入れされているからなのでしょう。
大きなお宅にお邪魔する時の少し緊張した気持ちで玄関の引き戸を開け、靴を脱いで上がります。
玄関には高津珈琲のロゴマークができるまでのストーリーが掲示されていました。地元の文化財修復家の方にお願いして、高津比咩神社と三山の七年祭からイメージされた図案に、亡きお母様の好きだったハイビスカスが髪飾りとしてあしらわれたデザインにたどり着いたそう。
お店の中はリノベーションされた壁や床、落ち着いた色合いのイスやテーブルがおだやかな空間を演出していました。旧家ならではのこの天井の古い梁は、その昔からここに行き交う住人を見守ってきたのでしょう。実はこのカフェを営むご兄弟の実家だったそうです。こちらのお店では、お兄さんがコーヒー担当、弟さんがフード担当だそうです。
お兄さんこだわりのコーヒー。お気に入りの本など持ち込んでのんびり過ごしたい時におかわり100円引きなのは嬉しいですね!
モンブランパンケーキ(\650)の自家製マロンクリームにこだわりを見せるのはフード担当の弟さん。
店内に流れるジャズと、周りの人の何気ないおしゃべりをBGMにのんびりしていると、コーヒーとスイーツが運ばれてきました。
コーヒーは「高津珈琲ロースト」です。苦みは少なく、フルーティな酸味が優しく感じる軽やかな味わい。カップはノリタケです。
スイーツは「モンブランパンケーキ」。ペーストになるぎりぎり手前のところで仕上げられた、栗の存在感を残したマロンクリームの下に、ホイップクリームが重ねられた二層仕立て。
レジ前のコーナーにある可愛らしいパッケージが目印の「高津姫珈琲」は一杯づつ淹れたての美味しさが味わえるドリップパックアソートとなっています。ロゴの女の子が動き出したらこんな感じでしょうか。
お店を出た頃にはいつの間にか日も暮れていました。築100年の古民家は「またおいで」と言ってくれているような温かさがありました。ぜひ「高津珈琲」で緩やかに流れる時を、兄弟のこだわりコーヒー&スイーツとともに味わってみて下さい。
◆高津珈琲◆
営業時間 10:00~18:00(LO17:30)
定休日 月・火
千葉県八千代市高津527-1
080-8568-0880(予約なしで入れます。予約は前日までに電話で。)
駐車場(高津静庵と共同) 11台