【富士宮市】9月1日は防災の日 いつ起こるか分からない災害に備えて日頃からできる事を考えよう!
本日、9月1日は防災の日です。
9月1日の日付は、1923年9月1日に発生した関東大震災にちなんでいます。
また、この時期は台風の襲来が多いため災害への備えを怠らないようにとの戒めも込められています。
富士宮と言えば雄大な富士山と豊かな自然。
いつも穏やかに私達を見守ってくれている富士山ですが、実は5,600年前から噴火した回数は180回以上。30年に1度は噴火していたことになります。そして一番最後の噴火は1707年、今から315年くらい前に起きた宝永大噴火なのです。
データから見ると富士山はいつ噴火してもおかしくない状態にあり、休止期間が長い分、噴火被害規模は大きくなる可能性が高いのだそうです。
また東海地震に限らず、南海トラフ全域で大規模地震発生の切迫性が高まっている上、異常気象で頻繁に発生する豪雨、台風等により全国各地で多くの被害が発生しています。
我家では毎年防災の日に防災セットの中を確認し、水や食料を入れ替えていますが、それ以外に日頃から心がけていた方が良い事、準備していた方が良い事などを富士宮市危機管理局にお伺いしました。
富士宮市では、土石流危険渓流が40箇所、急傾斜地崩壊危険箇所が111箇所の合計151箇所の土砂災害危険箇所が存在しています。自分の住んでいる地域がどんな区域なのか知っておくことは重要です。
富士宮市では防災マップを作成し、回覧板で全戸配布しています。令和3年3月が最新版になります。
防災マップは市のHPから確認もできますが、危機管理局窓口でもらえます。
災害時の避難所開設は同報無線放送されます。
しかし大雨や台風時には同報無線は聞こえにくくなることもあります。正しい情報を得るために防災ラジオ(1台3800円、旧富士宮市は予約・旧芝川町は在庫あり)を購入したり、TVのLアラート、同報無線メール配信サービス(無料)や自動応答サービス(0544-24-8020)にダイヤルして放送した内容を確認することができます。
災害時に慌てないために、このような情報を得る方法をあらかじめ決めておくと良いですね。
8月16日の台風7号のの影響で、高速道路が規制され芝川地区の道路は深夜まで渋滞になりました。
交通規制により、地元以外の車両によって引き起こされる渋滞の課題も今後関係機関と対応を考えていくそうです。
また富士宮市では50の協力団体とそれぞれ協定を結び、災害時に備えているとのことで、8月10日にはライフライン連絡会が開催されました。
災害発生時に備えてそれぞれの団体が市民を守る為に行う事を分担し、それを再認識する連絡会は毎年開催されているとのことで富士宮市の災害に対する危機管理の高さが伺えました。
その他、災害時の最後の砦とも言われるガソリンスタンドの組合では常時からガソリンが半分になったら満タンに、自宅には灯油を供えようという事で、ガソリン満タン運動の推奨をしています。
また環境企画課からもしものときの愛犬・愛猫カードの配布などもあるそうです。
防災バッグ以外にも準備できるものが沢山ある事、また日頃から心がけたり準備できる事は沢山あるんですね。
今晩は防災マップで自分の住んでいる地域の危険性と避難所の確認を家族で確認したいと思います。
富士宮市危機管理局
住所:富士宮市弓沢町150(富士宮市役所 B1F)
TEL:0544-22-1319
富士宮市同報無線メール配信サービスなどの登録は、市公式HPから!
自動応答サービス:0544-24-8020