【富士宮市】日本一の富士山のもと、大学女子駅伝頂上決戦︕『全日本大学女子選抜駅伝競走』
世界文化遺産に富士山が登録されたのを記念して、2013年より静岡県の富士山のふもと、富士宮市・富士市の全7区間43.4kmで復活開催した大学女子の日本一を競う選抜駅伝競走『全日本大学女子選抜駅伝競走(富士山女子駅伝)』。
年末の風物詩となって12回目を迎える今回は、単独大学22チーム、選抜2チームの24チームが参加、168人のランナーが過酷なコースに挑みます。
コースの中継所とみどころ
【1区(4.1km)第1中継所…富士山本宮浅間大社前】
富士山本宮浅間大社を囲むように1周する4.1kmと短い区間ですがアップダウンがある厳しいコースとなっています。
1区での各大学の主導権争いがレースを大きく左右します。
【2区(6.8km)第2中継所…(株)石井鉄工所前】
富士宮市から富士市へ入る高低差98mの長い下りが続きます。
3区へどの順位でつなぐかが勝負の大きなポイントになります。
【3区(3.3km)第3中継所…富士市交流プラザ前】
【4区(4.4km)第4中継所…富士市クリーンセンターききょう前】
距離の短いほぼ平坦なスピード区間ですが、4区では富士川河川敷の吹き付ける冬の風が選手を悩ませます。
【5区(10.5km)第5中継所…ジヤトコ本社前】
最長区間で、各大学のエースランナの投入が予想されます。海岸線(しらす街道)、古くからの富士山の景勝地、田子の浦港、吉原商店街を走るほぼ平坦なコースで、勝負を左右するポイントとなります。
【6区(6.0km)第6中継所…遠州トラック(株)駐車場前】
富士山撮影のビューポイントである田園地帯の長い直線コースが続きます。
【7区(8.3km)フィニッシュ所…富士総合運動公園陸上競技場】
最大の難関区間となる最終7区。
たすきを受けた3km過ぎから厳しい上りが続き、その高低差は約4.6kmで169m。フィニッシュの富士総合運動公園陸上競技場の手前が標高の最も高い176m。女子の全国規模の大会では、他に類を見ない過酷な区間となり、ペース配分によっては大きな順位の変動が予想されます。
出場チーム
全日本大学女子駅伝対校選手権大会の上位12校の中で出場を希望するチーム
- 立命館大学
- 大東文化大学
- 城西大学
- 名城大学
- 東北福祉大学
- 大阪学院大学
- 拓殖大学
- 筑波大学
- 日本体育大学
- 中央大学
- 順天堂大学
- 帝京科学大学
1チーム7名の5000m記録による10チーム
- 東洋大学
- 玉川大学
- 関西外国語大学
- 兵庫大学
- 亜細亜大学
- 京都産業大学
- 大阪芸術大学
- 関西大学
- 中京学院大学
- 東京農業大学
全国8地区学連選抜チームによる2チーム
- 全日本大学選抜
- 静岡県学生選抜
コース高低差174m 、そして実業団も含めて女子駅伝界では最長の7区間43.4Km。富士山麓らしい起伏にとんだコースで興味深いレース展開が期待されます。
いつも利用している道路で繰り広げられる大学女子駅伝頂上決戦︕
コース沿道、フィニッシュ会場である富士総合運動公園陸上競技場に足を運び、選手たちに熱い声援を届けましょう!
2024全日本大学女子選抜駅伝競走(2024富士山女子駅伝)
開催日:12月30日(月)
時間:10時スタート
*大会の様子はテレビ静岡で全国生中継されます*