【函館市】函館の七夕にはハロウィンのような風習があります!
2022年の「ろうそくもらい」は、自粛を呼びかけないそうです。
函館市立の小学校に勤務する教員で作られている「函館市小学校生活指導研究協議会」では、2020年と2021年には、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策のために保護者や児童、町会に自粛を呼びかけました。
しかし2022年は、ワクチン接種が進み感染状況が以前より落ち着いてきたことより、自粛を呼びかけないことにしたそうです。
「ろうそくもらい」は、7月7日の七夕に子どもたちが民家や商店をまわって「竹に短冊七夕まつり 大いに祝おう ローソク1本ちょうだいな」と歌を歌ってお菓子をもらう、道内の一部地域で行われている七夕行事です。
歌の中に「ローソク1本ちょうだいな」とあるように1970年代頃までは、七夕の日に子供たちが家々をまわって文字通りろうそくをもらう風習が残っていたようです。
しかしそれが次第にろうそくとお菓子を配るようになり、90年代に入るころにはほぼ、お菓子だけが配られるようになりました。
長く行われてきた「ろうそくもらい」の行事にはルールもあります。
・ろうそくもらいに参加できるのは小学生までです。
・笹の葉を飾っていない住宅には立ち入ってはいけません。
・小学校低学年は保護者同伴で回りましょう。
・小学校高学年は3人以上で回りましょう
・移動は自転車は使わずに徒歩のみでおこないましょう。
・家に入ったら「ろうそくもらい」の歌を大きな声で歌い、お菓子を受け取ったら必ずお礼を言いましょう。
お菓子を準備されて子供たちの訪問を楽しみにしている方は、子供たちが伺ってもいいという目印になる笹の葉もご準備ください。
今年度は、浴衣姿で袋いっぱいにお菓子を持って回る子供たちの姿を見ることができそうです。
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