【葛飾区】下町情緒あふれる柴又帝釈天での七五三。参拝後には着物姿で参道散策も楽しい!
11月15日は七五三の日。3歳、5歳、7歳のお子さんをもつファミリーのみなさん、七五三詣での計画はお済みですか? 筆者の子どもも今年七五三で、先日柴又帝釈天で七五三詣でをしてきました。今回は柴又帝釈天での七五三をご紹介します!
2021年6月に駅前の再開発工事が終わったばかりの京成線柴又駅を出ると、すぐに参道の入口が見え、お寺には駅から3分~5分ほどで着きます。
柴又帝釈天の正式名称は「経栄山題経寺(きょうえいざん だいきょうじ)」。帝釈天は映画「男はつらいよ」の主人公寅さんの出身地として全国的にも有名ですね。圧巻の彫刻や、美しい庭園でも知られるお寺です。境内入口の二天門にも素晴らしい彫刻が施され厳かな雰囲気を醸し出しています。
まずはお清めをしてからご祈祷へ。
ご祈祷が行われるのは二天門を入ると正面にある帝釈堂。靴を脱ぎ、帝釈堂に入って右手側にある受付でご祈祷の申し込みをします。事前予約制ではなく、当日に随時受付がされています。
受付の際に初穂料をお渡しします。七五三祈祷の相場は5000円~10000円。紅白か金銀で蝶結びのついたのし袋に入れるのが一般的なマナーです。
受付後、順番が来たら堂内の奥へ案内され、ご祈祷が行われます。筆者が参拝したのは10月初旬で七五三を行う時期としては早かったこともあり、受付からご祈祷までの待ち時間は5分ほどで、1組だけでご祈祷していただきました。混雑時には何組か同時にご祈祷が行われることになるのではないかと思います。
ご祈祷が終わると七五三の記念品をいただけます。内容は1つ目がかざぐるま。
外に出ると早速子ども達は「ふーっ」と息を吹きかけて楽しそうに遊んでいました。着物姿でかざぐるまに夢中になる微笑ましい写真が撮れます。
2つ目は千歳あめ。千歳あめとありますが、中にはお花型のかわいらしい棒付きキャンディが5つ入っています。「細く長く」という意味合いがある千歳あめですが、正直食べにくいですよね。食べやすいこの形状の方が親としても助かりますし、子どもたちも色とりどりのキャンディを大喜びで舐めていました。
3つ目は七五三お守り。帝釈天にはかわいいデザインのお守りがたくさんありますが、七五三専門のお守りもあるんですね!
4つ目はお札。こちらの袋の中に立派な木のお札が入っていて、ちゃんと子どもの名前も書いていただいています。
由緒ある柴又帝釈天での七五三。これまでの子どもの成長をお祝いすると共に、今後の健やかな未来も祈願し、親として身の引き締まる思いがしました。「七五三おめでとう!」と他の参拝客の方がたくさん声をかけてくださるのも、下町らしい人情を感じステキな思い出になりました。参拝後には着物姿で昔ながらの情緒溢れる参道を散策するのもまた楽しいものです。これから七五三をご検討されている方、ぜひ柴又帝釈天でご祈祷をされてみてはいかがでしょうか?
【帝釈天題経寺】
東京都葛飾区柴又7-10-3
電話:03-3657-2886
参拝可能時間: 9:00~16:00
庭園、彫刻ギャラリー共通拝観料
大人/400円
小・中学生/200円
※七五三祈祷は当日随時受付。今回掲載の記念品は初穂料5000円の場合にいただけるもの。初穂料の金額によって記念品の内容は変わります。