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【河内長野市】ノバティながの屋上が再び開放されます。「真冬の青空マルシェ」初日に行ってきました。

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

今年は寒さに加えて、雪が本当によく降りますね。先日襲ってきた大寒波の前日に、知っているお店が何軒も臨時休業をするという情報もありました。昨年との違いに本当に驚いています。

そんな寒空の中に、少し心の灯が温まるようなイベントが行われるという情報を得ました。それが「真冬の青空マルシェ」です。昨日27日と今日28日の2日間が「音楽会」で、明日29日が「旨いもん市」が行われます。

昨年ノバティながの北館屋上が34年ぶりに開放されましたが、またしても開放することとなり、そこに河内長野で活躍しているミュージシャンが登場して音楽会をするというもの。

昨年の花の文化園のコタツ
昨年の花の文化園のコタツ

さらに、屋上は寒いということで、会場にコタツを置くというのです。屋外のコタツと言えば、昨年行った花の文化園の梅見物コタツを思い出します。これ実際に体験すればわかりますが、けっこう温かいです。

余談ですが花の文化園では今年も実施(外部リンク)するようですよ。

ということで、初日の昨日に行ってきたのですが、昨日は朝から天候が悪く、雪が降る始末。昼間には、雪が雨になってしまいました。

そんなお天気の中をノバティながのを目指しましたが、その途中、金剛山のあたりを見ると、あたかもスキーが出来そうな雪山になっていました。

ということで、ノバティながのにやってきました。イベントはどうなっているのでしょうか?

アーケードの商店街を見ると、多くの人が何かを見ていますね。そうなんです。天候が悪いので、昨日は急遽1階でイベントをすることになったのだそうです。

ノバティながのの入り口で、歌が披露されています。様子を見ていると、係の人がチラシと使い捨てカイロを配ってくれました。

この時間、15:00からの雪月花Reiさんのライブと書いてありました。

ところが、このときには朝の雪模様が一変して、晴れ間になっていました。朝からなら屋上で行われていたのだろうに、ちょっと残念。それでも中止にならなかったのは良かったと思いました。

歌い終わった雪月花Reiさんに、少しだけお話をお伺いできました。Reiさんはラジオ大阪で雪月花のナイトカフェ」(外部リンク)のメインパーソナリティもされているそうです。

ところでふと疑問に思ったのは、なぜこの冬の中でも最も寒い、1月下旬にこのようなイベントを企画したのかということでした。関係者の方に聞くと「がんばろう商店街」事業の関係とのこと。

このがんばろう商店街事業(旧GoTo商店街事業)(外部リンク)とは中小企業庁の施策のひとつで、詳細についてはリンク先を見ていただくとして、ようするにコロナ禍で苦しんでいる商店街に活気を持ってもらおうという事業です。

そこで、この事業に応募し当選したそうなのですが、1月末までに実施する必要があるために、このタイミングになったのだそうです。

そのような事情で行われている企画のために、今回は河内長野市が後援となっています。Reiさんのライブのあと、島田市長による挨拶があり、「河内長野をみんなでもっと盛り上げよう」というお話がありました。

さて、屋上で開催するときには、ステージの前でコタツがあって、まわりにお店があるとありましたが、コタツとお店はどこにあるのでしょうか?

実はノバティながのの1階で行われていました。

このように、1階正面入り口のところに、コタツがいくつか設置されていました。

こちらはツルザワさん。1階に常設店舗がありますが、このイベントのために屋台も出ていました。

ツルザワさんの名物メニュー、フルーツを生かしたサンドイッチは美味しそうですね。

こちらは地下1階にある小原木本舗大徳屋長久さん。どら焼きなどのお菓子を販売しています。

こちらは、長野商店街にあるORENO SAKABA KENAさん。和牛ローストビーフ弁当です。

さらにこちらも長野商店街にある椿家さんで、おでんを提供していました。

こちらは地下1階にある酒蔵にしおかさんです。こちらの店主さんが、今回のイベントを取りまとめておられます。ホットワインが気になりますね。

私がいたときにお客さんが多かったのが、こちらの3階にあるDeargoさんです。これは食べ物ではなく雑貨を販売していました。

どれにするか迷いましたが、結局ホットワインがとても気になったので、ホットワインを飲んでみることにしました。それと洋風おでんです。

ホットワインは、アップルシナモン味とブルーベリー味があるようです。今回はブルーベリーにしました。

ホットワインを作るのはどうするのかなと思ったら、こうやって湯煎をするんですね。

ということでコタツに行ってみました。

コタツの上には丸い照明の入ったボールが置いてありました。ちょっとしたアクセントがあるのが良いですね。

昨日はノバティながのの1階なので、照明への影響はありませんが、今日は屋上で行うそうなので、この照明が想像以上の威力を発揮するかもしれません。

ということで屋台からの食べ物と飲み物です。椿屋さんの洋風おでん500円と酒蔵にしおかさんのブルーベリーのホットワイン400円、そしてツルザワさんのミックスジュース350円です。

それにしてもショッピングセンターの床に座って見ると、目の前のショップがいつもの目線と違う位置になるので新鮮でした。

さて食べ物の味わいですが、ホットワインはブルーベリーの香りが立ちながら温かいので真冬にぴったり。おでんは定番のおいしさで、見た目より出汁の味が染みていました。またミックスジュースは、フルーツをぜいたくに使っているのがわかる濃厚な旨さです。

ちなみにコタツの中はどうなっているのか撮影してみました。赤外線の赤い明るさなどはありませんが、十分足元は温まりました。

さてノバティながのは新春まつりの大詰めを迎えているそうです。29日日曜日、つまり明日までなので、青空マルシェとセットで利用したいですね。

また明日29日は「旨いもん市」が行われます。ノバティながのの正面入り口にキッチンカーが5台集結するそうです。こちらも楽しみですね。

さて、本日28日の音楽会の出演者を紹介しましょう。音楽セラピーピアニスト「Sayoko」さんと音楽教室CREA MUSIC講師、尾花由佳里さんによるユニットが、13時くらいから始まります。

14時くらいからはジャズやポップスをハッピーにカラフルに演奏するピアノボーカルユニット「Nao&Kiri」さんの演奏が行われます。

そして目玉はサキタハヂメさんです。ミュージカルソーの演奏が15時から始まります。同時に山下憲治さん(pf)、えぐちひろしさん(ギター)、上沼健二さん(パーカッション)に、奥河内三弦(オッカサン)&オカンテレ愛好会といった面々で登場します。

サキタさんたちは16:30くらいから予定しているフィナーレにも登場するとのこと。これは楽しみですね。

昨年のノバティながの屋上開放イベントの様子
昨年のノバティながの屋上開放イベントの様子

昨日は残念ながら1階での開催でしたが、今日は屋上で行なうとのことなので、このような光景がみられるのでしょう。寒いことは間違いありませんが、厚着をしてイベントに参加してみてはいかがでしょうか?

開催時間は12時から17時ですが、人数が多いと入場制限の可能性があるのでご注意ください。

ノバティながの北館
住所:大阪府河内長野市本町24-1
イベント開催時間:12:00~17:00
アクセス:南海・近鉄河内長野駅から徒歩すぐ

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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