忖度なし!スイーツ芸人がコンビニ「シュークリーム」を食べ比べしてみた
よろスィーツ!スイーツなかのです。
今回は、コンビニのシュークリームを3つご紹介。
「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」のカスタードタイプのシュークリームを食べ比べ。
忖度なしでそれぞれの特徴をまとめてみた。
セブンイレブン
2022年にリニューアルした、セブンイレブンのシュークリーム。
3段階に温度を変えながら焼き上げ、窯焼き風のふっくらとしたシュー生地に仕上がっている。他のコンビニと比べても、明らかに大きく膨らんでいることが分かる。
中には、とろっとしたカスタードクリーム。なめらか具合は一番で「飲めるクリーム」と言っても過言ではないだろう。
カスタードにホイップクリームが合わさり、卵の風味もあるが、どちらかというとミルキーさが勝る。
なので、卵感が強いカスタードを求めるひとは、少し物足りなさを感じるかもしれない。
ただ、このクリームはカスタードに生クリームを混ぜた「ディプロマットクリーム」に近く、コンビニというよりパティスリーで食べるような上品な味わいだ。
香り高いシュー生地とクリームの一体感も素晴らしかった。
ファミリーマート
ファミリーマートのシュークリームは、名前に「濃厚」とあるように、他のコンビニと比較しても一番濃厚なカスタードクリームが楽しめる。
卵感も圧倒的に強く、これぞまさにカスタードクリームといった美味しさ。
中にクリームがみっちりと詰まっていて、手に持つとずっしりとした重みが伝わってくる。ぽってりとした舌触りと濃密な甘さがたまらなく、王道のシュークリームを求める人におすすめだ。
シュー生地は断面からも分かるように、厚めの仕上がり。他のコンビニと比べても、食べたときの生地感は一番強い。
個人的には少し厚すぎるかなとも思ったが、クリームもシュー生地も存在感があり、一番印象に残ったシュークリームだった。
ローソン
ローソンのシュークリームは、ファミリーマートと同じく、カスタードクリームの「濃さ」にこだわったつくり。
確かに力強いクリームではあるが、濃密さという点においてはファミリーマートの方が強かった。
ただ、それは比較した上での話であり、濃厚なクリームであることには間違い無い。
シュー生地のさっくり感とクリームのなめらかな舌触りが心地良く、個人的には食感も甘さも一番バランスが良いシュークリームだと感じた。
ちなみに、ローソンの定番で発売してるシュークリームは、ホイップとカスタードがどちらも楽しめる「ツインシュー」。
こちらも絶品であるが「カスタード」のみのシュークリームもこの機会にぜひ試してみてほしい。
撮影=スイーツなかの