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忖度なし!スイーツ芸人がコンビニ「シュークリーム」を食べ比べしてみた

スイーツなかのスイーツ芸人

よろスィーツ!スイーツなかのです。

今回は、コンビニのシュークリームを3つご紹介。

上から右回りに「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」
上から右回りに「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」

「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」のカスタードタイプのシュークリームを食べ比べ。

忖度なしでそれぞれの特徴をまとめてみた。

セブンイレブン

「とろ生カスタードの窯焼きシュー」¥160
「とろ生カスタードの窯焼きシュー」¥160

2022年にリニューアルした、セブンイレブンのシュークリーム。

3段階に温度を変えながら焼き上げ、窯焼き風のふっくらとしたシュー生地に仕上がっている。他のコンビニと比べても、明らかに大きく膨らんでいることが分かる。

中には、とろっとしたカスタードクリーム。なめらか具合は一番で「飲めるクリーム」と言っても過言ではないだろう。

カスタードにホイップクリームが合わさり、卵の風味もあるが、どちらかというとミルキーさが勝る。

なので、卵感が強いカスタードを求めるひとは、少し物足りなさを感じるかもしれない。

ただ、このクリームはカスタードに生クリームを混ぜた「ディプロマットクリーム」に近く、コンビニというよりパティスリーで食べるような上品な味わいだ。

香り高いシュー生地とクリームの一体感も素晴らしかった。

ファミリーマート

「クリームたっぷり!濃厚カスタードシュー」¥160
「クリームたっぷり!濃厚カスタードシュー」¥160

ファミリーマートのシュークリームは、名前に「濃厚」とあるように、他のコンビニと比較しても一番濃厚なカスタードクリームが楽しめる。

卵感も圧倒的に強く、これぞまさにカスタードクリームといった美味しさ。

中にクリームがみっちりと詰まっていて、手に持つとずっしりとした重みが伝わってくる。ぽってりとした舌触りと濃密な甘さがたまらなく、王道のシュークリームを求める人におすすめだ。

シュー生地は断面からも分かるように、厚めの仕上がり。他のコンビニと比べても、食べたときの生地感は一番強い。

個人的には少し厚すぎるかなとも思ったが、クリームもシュー生地も存在感があり、一番印象に残ったシュークリームだった。

ローソン

「濃密カスタードシュー」¥160
「濃密カスタードシュー」¥160

ローソンのシュークリームは、ファミリーマートと同じく、カスタードクリームの「濃さ」にこだわったつくり。

確かに力強いクリームではあるが、濃密さという点においてはファミリーマートの方が強かった。

ただ、それは比較した上での話であり、濃厚なクリームであることには間違い無い。

シュー生地のさっくり感とクリームのなめらかな舌触りが心地良く、個人的には食感も甘さも一番バランスが良いシュークリームだと感じた。

ちなみに、ローソンの定番で発売してるシュークリームは、ホイップとカスタードがどちらも楽しめる「ツインシュー」。

こちらも絶品であるが「カスタード」のみのシュークリームもこの機会にぜひ試してみてほしい。

撮影=スイーツなかの

スイーツ芸人

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、芸人の道へ進み、子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強。特注のパンケーキハットをトレードマークに、唯一無二のスイーツ芸人として活動を始める。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」など多数テレビ番組に出演。「CREA」「ViVi」で連載を持つなど、ライターとしての顔も持つ。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売、コンクールの司会や審査員を務めるなど、多岐にわたり活躍している。

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