とんかつ専門店のかつやが、2024年8月16日より発売した「おろしつけカツ定食」を食べました。

「おろしつけカツ定食」は、とんかつをかつお風味の特製つけ汁で食べる、夏向けのとんかつです。メニューは「おろしつけカツ定食（979円）」です。

揚げあがったときにサクサク食感を重視する専用生パン粉を使用した、ロースカツとチキンカツ、そしてアジフライを、かつおの風味が効いた特製のつけ汁と大根おろしで食べるのが「おろしつけカツ定食」です。

これが、特製つけ汁につけて「つけカツ」として食べる、揚げ物3種です。ロースカツ、アジフライ、チキンカツの3種ですが、普通に揚げ物として考えても3種盛りはなかなか豪華ですしボリューミーです。

これが、かつおの風味が効いた特製のつけ汁です。たっぷりの大根おろしと海苔が入っています。たっぷり揚げ物につけて食べられる量です。

このほか、定食としては豚汁と付け合せのキャベツがあります。かつやは汁物が豚汁なのが嬉しいです（具だくさんで美味しい）。

それでは「おろしつけカツ定食」を食べてみます。

まずはロースカツを特製つけ汁にひたし、大根おろしたっぷりで食べてみたのですが、これが美味しいのです！

ロースカツというと、ソースで食べる人が多いでしょうか。昨今だと塩で食べる人も少なくないかもしれません。

かくいう私も塩派なのですが、この大根おろしたっぷりの特製つけ汁で食べるロースカツのおいしいこと。

甘めの出汁の味とさっぱり大根おろしのハーモニーがロースカツを美味しくしているだけでなく、揚げたてのサクッとした食感に、つけ汁がしみたジュワッとした食感、どちらも味わえるのが見事なのです。

大根おろしをかける“おろしかつ”のような食べ方もありますが、全体的にしんなりしてしまいます。その都度、つけ汁に揚げ物をひたすことで、揚げ物由来のサクッと、つけ汁由来のジュワッを繰り返し食べられるのが「つけカツ」の素晴らしさだなぁ、と感動しました。

出汁の利いた甘めのつゆに、さっぱりとした大根おろし、海苔の風味も加わった、特製つけ汁もとても良いと思いました。サクッ、ジュワッの食感に加えて、このさっぱり旨味のつけ汁も“発見”となりました。

チキンカツもアジフライも、特製つけ汁で美味しく食べられました。

“かける”のではなく“つける”で、新しい揚げ物の食べ方を“発見”した気分ですが、天ぷらを天つゆと大根おろしで食べる食べ方とも共通点があり、これは揚げ物の美味しい食べ方の1つなのかも！？

いずれにせよ、夏にぴったりの食べ方です。興味のわいた人は、ぜひかつやで「おろしつけカツ定食」を食べてみてください。