秋田書店の読者プレゼント水増し問題が世間を騒がせていますが、その報道に便乗して世の編集者たちが「俺の知り合いもやってた」とバラし始める暴露大会が始まっています。
エントリーNo.1番はTwitter界の重鎮、金髪tsuda大先生です。
そのほかにも
などなど、枚挙にいとまがない状況です。
総じてみなさん「自分もやっていた」じゃなくて知り合いや自分ではない担当、あるいは他社が昔やってたというのがミソでして、それは今じゃなくて当時暴露しろやと突っ込まずにはいられません。
むろん、なかには「ウチはきちんとしている」と話されている編集さんもおられます。
要するに“きちんとしているところ”と“きちんとしていないところ”があり、「きちんとしていないところはひどいよ」という話なのですが、秋田書店ほどの中堅どころがこの状況ではほかの中小出版社の信頼性はもはや絶望的。
そしてそのなかの人である編集者たちが「あ、俺もその話知ってるわー」と読者に対して堂々と公言するようなモラルでは、アンケート付き読者プレゼントが存在していた可能性は微粒子レベルにまで落ち込みます。
お願いですから業界の不祥事を知ったときは今回のように内部告発するか、それができない環境なら墓場までテイクアウトしてください。なに「俺も昔は悪だった」自慢みたいに今ごろになって語っちゃってるんですか。全然カッコ良くないですから、それ。