こんなご飯の炊き方があったのか!袋で米を煮る方法を試してみた
ダイソーに行ったらアウトドアコーナーに見かけない商品がありました(最近発売されたようです)。パッケージには「ごはんが炊ける 炊飯袋」と書いてあります。ごはんが炊ける袋‥‥?
ごはんって袋で炊けるものなんでしたっけ? 10枚で110円。どんなふうにご飯が炊けるのか興味が湧いたので、購入して炊飯を試してみることにしました。
裏面の作り方を見ると、作り方は至って簡単です。「炊飯袋」に米を入れ、それを沸騰したお湯の中で15〜20分ていど湯炊きするとうもの。つまり袋に入った米を煮るのです。
その後は湯切りした鍋に戻し蓋をして、さらに15〜20分くらい蒸らすという工程となります。究極にシンプルな炊飯方法といえるでしょうか。
はじめちょろちょろなかぱっぱ‥‥など炊飯は火加減が難しいと思っていたのですが、突き詰めるとこんなにシンプルになるんですね!? 驚きました。
米を「炊飯袋」に入れ、水を通しながら洗米したところです。このまま洗米までできてしまうとは便利なアイテムです。
沸騰したお湯に「炊飯袋」を入れ、15〜20分くらい煮ます。米を炊くというのは、まさにこの煮る行為だったというわけです。
時間が経過すると米がかなりの水分を吸うようなので、あらかじめお湯は多めに用意しておくのが良いと思いました。
15〜20分ほど経過したら別の鍋に入れ、蓋をしてさらに15〜20分ほど待ちます。これが蒸らしの工程です。
調べたところ炊飯というのは米のデンプンを糊化する作業で、水分を含ませて熱する作業だそうです。蒸らしは水分が米の中から水蒸気として出ていく時間とのことです。
ちゃんと調べてみると、米を炊く、つまり炊飯というものがどんなものだったのかということがよく分かってきます。
そして炊きあがったごはんは、たぶんお湯が少なかかったためか、少し芯のある部分もありましたが、概ね炊きたてご飯として非常に美味しいものができました。
「炊飯袋」は防災時にも活躍しますので、万が一に備えていちど経験しておくと良いのではないでしょうか。