【戸田市】「出汁そば なおや」オープン! スープでお酒が飲める店ってどんなお店?
「shitagoya」にラーメン店「出汁そば なおや」がオープン!
2024年8月2日、「shitagoya」にまた一つ新しいお店がオープンしました。
毎週金曜日〜土曜日の週3日、11時〜14時に営業(※)する「出汁そば なおや」は、「スープでお酒が飲める店」がコンセプトのラーメン店です。
曜日ごとに料理人さんが替わり、お料理が変わる、ちょっとユニークな飲食店に、ラーメンという新しいジャンルのお店が加わりました。
「出汁そば なおや」とは、どんなラーメン店なのか?
「スープでお酒が飲める店」のスープとは、どんなスープなのか?
早速、お店に伺いました!
※8月31日(土)以降、毎週土曜日は夜も営業予定
話題の「潮風香る出汁そば」を食べてみた!
「出汁そば なおや」を訪れて、最初に驚いたのは女性客の多さです。
店内に流れるゆったりとしたBGM。
お洒落な「shitagoya」のデザイン。
「出汁そば なおや」には、少なくとも女性一人では入りづらいといったラーメン店独特の雰囲気はありません。
また、貝で出汁をとったスープも魅力的です。
赤羽に合った名店「麺や さい門」で経験を積んだ店主の松本尚也さん(以下、松本さん)にこだわりをうかがいつつ、「潮風香る出汁そば」と呼ばれる2つの定番メニューを堪能しました!
「ホタテ塩ラーメン 味玉付き」を実食
「ホタテ塩ラーメン 味玉付き」は、チャーシュー1枚、2種類のネギ、味玉1個、そしてレモンスライスが1枚トッピングされたホタテ出汁の塩ラーメンです。
レモンスライスが見た目にも爽やかで、アサリとはまた違った海の香りを放ちます。
スープは濃厚で爽やか。まるでホタテを丸かじりしたような甘みと旨みの詰まったスープです。海の幸のエキスが存分に引き出されたスープは、レモンスライスを入れることで、よりホタテの輪郭が際立ちます。
旨みしっかりなのに後味は爽やかで、スープを飲み干した後の罪悪感はまったく残りません。松本さんが目指す「満足度の高い液体」とは、まさにこのスープのことといった味わいです。
「アサリ塩ラーメン 味玉付き」を実食
「アサリ塩ラーメン 味玉付き」は、アサリが2枚、チャーシューが1枚、2種類のネギと味玉が1個トッピングされたアサリ出汁の塩ラーメンです。
丼の周辺に漂う海の香り。まさに海のない埼玉県にいながら、海を感じる一杯です。
やや白濁したスープからは、大量のアサリがギュッと凝縮されたような強烈な旨みを感じます。濃厚で力強いスープですが、比較的アッサリしているので、スープを飲み干すことに抵抗はありません。むしろ、前のめりで飲み干したくなるスープです。
こちらもホタテ出汁同様、「満足度の高い液体」です。
コンセプトは「スープでお酒が飲める店」
松本さんは父親の影響でウイスキーと出会い、新宿を中心にバー巡りをしていた21歳の頃にはすっかりウイスキーに魅了されていたといいます。
そんな松本さんにとっては、ウイスキーも「満足度の高い液体」。
「出汁そば なおや」のコンセプトを「スープでお酒が飲める店」にしたのも、「潮風香る塩ラーメン」と「ウイスキーハイボール」を売りにするお店にしたかったからです。
カウンターには、一般的なラーメン店では見慣れないラインナップのウイスキーがズラリ。そんなウイスキーを眺めつつ海の恵みがたっぷりの「潮風香るスープ」を味わっていると、ついついお酒を飲みたくなってしまいます。
今回おすすめいただいたハイボールは、スコットランド・スカイ島が誇るシングルモルト「タリスカー」のハイボールでした。
「スカイ島の自然と海を体現する唯一無二の味わい」と評される「タリスカー」は、潮風の香りとスモーキーな味わい、芳醇な甘みとスパイシーさも兼ね備えたバランスの良いウイスキーです。
飲んだ後に食べる〆のラーメンも最高ですが、飲みながら食べるラーメンもまた最高です。
ラーメンもハイボールも、「出汁そば なおや」でこだわり抜かれた極上の一杯を堪能してみてはいかがでしょうか?
【お店情報】
出汁そば なおや
住所:埼玉県戸田市本町1-10-13
営業:金曜日~日曜日 11時~14時
8月31日(土)以降、毎週土曜日はディナー営業も開始予定