ウクライナ、遠隔地から発射できるマシンガンのモジュール「ShaBlya」開発
兵士の「人間の安全保障確保」のためにも遠隔で発射できるマシンガン
ウクライナではリモート(遠隔)で操縦して発射するマシンガンのモジュール「ShaBlya」を開発している。
ドローンやミサイルなどは基本的にリモートで操作して攻撃を行う兵器だが、マシンガンや携帯型地対空ミサイルは人間の兵士が手に持って敵軍を目視して発射する。だが、マシンガンや携帯型地対空ミサイルを所有している兵士が攻撃の標的にされて殺傷されやすい。
このマシンガンのモジュール「ShaBlya」はビルの上やロシア軍が攻めてきそうな場所、またはトラックやバンの後方部に設置することができる。
またこのマシンガンのモジュール「ShaBlya」にタイヤを付けて走らせることもできる。そのような動く「マシンガンロボット」はマシンガンの方からロシア軍に向かっていき攻撃することができる。
そして遠隔地から人間の兵士がロシア軍に照準を合わせてマシンガンを発射することができる。リモートで操作して発射すれば、人間の兵士の安全保障は確保されるようになる。
マシンガンの発射は遠隔地からリモコンで操作できる。だが、銃弾をマシンガンに搭載するためには人間の兵士が出向いていき、人の手によってマシンガンに搭載する必要がある。銃弾を搭載している時に敵軍からミサイルやドローンなどで攻撃されてマシンガンが破壊されるだけでなく、人間の兵士が殺傷される恐れもある。
▼遠隔地から発射できるマシンガンのモジュール「ShaBlya」