2023年5月21日（日）、昭和レトロな雰囲気が人気のジョイフル三の輪商店街にて「第3回三の輪弁天市」が開催されました。回数を重ねる事にその内容がグレードアップしていく「三の輪弁天市」。いくつかの新たな試みがあり、ストリートピアノの設置もその1つです。「第3回三の輪弁天市」は10時に開始されましたが、この写真は9時30分に撮影しました。ピアノは都電カフェからジョイフル三の輪商店街に隣接している瑞光公園に運ばれました。

ストリートピアノは誰でも自由に弾けます。ピアノに初めて触る小さなお子さん、とても優雅に演奏出来る人、様々な音色が軽やかにジョイフル三の輪商店街に広がりました。

もう一つの初の試みは中島弁財天に施された花手水です。中島弁財天は開運・芸術・延寿の神様といわれ、多くの参拝客が訪れます。中島弁財天はピンク系のガーベラで可愛らしく彩られ、その華やかさは大好評でした。

「第3回三の輪弁天市」は10時の開始前から大勢の人々が来場し、ジョイフル三ノ輪商店街全体が人々で溢れました。

商店街グルメも楽しめる「三の輪弁天市」。こちらはジョイフル三ノ輪商店街に店舗がある「WATキッチンラボ」のブースです。揚げ餅は大人気で早い時間に完売しました。

ジョイフル三ノ輪商店街側にあるモンゴル料理を楽しめる「MJはうす」は三ノ輪新名物「弁天ミートパイ」を提供しました。

注文すると揚げたてを提供してくれます。熱々サクサクのミートパイは最高の美味しさでした！

「第3回三の輪弁天市」は本当に大盛況で人手不足になるブースもありました。大活躍してくれたのは荒川区立第一中学校のボランティアの生徒達です。ジョイフル三の輪商店街の半被を着て様々なお手伝いをしてくれました。荒川区立第一中学校の生徒達はジョイフル三の輪商店街の清掃もボランティアで行っています。

そして、特筆すべきは町屋から三の輪に移転して1周年を迎えた木村病院と、コミュニティーホスピタルとして地域に根ざした医療を行っている同善病院のブースです。

同善病院は「高齢者体験」を行いました。高齢者スーツという負荷のかかった装具を身につけ、高齢者になった時の体の動きの状態を体験します。体験した方々は高齢者の体の状態を体感するとともに、自分が高齢者になった時はどのように体に負担がかかるのか実感しました。

木村病院は医療・介護相談会を行いました。地域医療を担う木村病院は地域住民に病院を公開しています。6月14日（水）には院内ツアー、6月21日（水）には市民フォーラム「住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最期まで送るために」を開催します。どちらも事前申し込みが必要です。詳細は木村病院ホームページをご覧ください。

木村病院ホームページ・ 広報誌 Asociado5月号

病院を超え医療者同士が手を取り合い高齢者を含めた地域住民を守っていく姿は明るい未来につながっていくように思いました。

ジョイフル三の輪商店街の方の話によると、次回の「三の輪弁天市」は9月に予定しているそうです。次回はどんな素敵な「三の輪弁天市」になるのでしょうか。今後も「三の輪弁天市」は楽しく進化していきます。楽しみですね！

【開催地情報】
ジョイフル三ノ輪商店街事務所
住所　東京都荒川区南千住1-19-1
定休日　水曜日（店舗によって異なります）
電話番号　03-3801-1633

瑞光公園
住所　東京都荒川区南千住1-26-10