【日光市】日光金谷ホテル「別館ROYAL HOUSE」本日リニューアルオープン!
今年2023年6月、創業150周年を迎えた日光金谷ホテル。この記念すべき年、日光金谷ホテル別館が改修工事を終え「別館ROYAL HOUSE」として7月15日にリニューアルオープンしました。「別館ROYAL HOUSE」の客室は、伝統ある趣を残しつつ、ラグジュアリーな空間に進化。 エレベーターも新設され、アフターコロナの新時代に羽ばたきます。
現存する日本最古のリゾートホテル「日光金谷ホテル」
現存する日本最古のリゾートホテル「日光金谷ホテル」。その創業は今から150年前、明治6年(1873年)に遡ります。日光東照宮の若き雅楽師・金谷善一郎が、外国人を泊めてくれる宿が見つからず困っていたへボン博士を自宅に招いたことがきっかけとなり、へボン博士の進言を受け、日光へ避暑に訪れる外国人のために自宅の部屋を貸す「金谷カッテージイン」を開業したのです。
金谷家の家族ぐるみでの温かいおもてなしは評判を呼び、その後 明治26年(1893年)、日光金谷ホテルの建つ現在地に移り「金谷ホテル」がスタートしました。写真を見てみると大正時代の頃は、ベランダと車寄せを持つ2階建てのコロニアル風な建物だったようです。
その後、明治34年に新館を新築。さらに昭和10年(1935年)に別館を新築、昭和11年(1936年)には本館を地下に掘り下げる形で増築を行い、昭和15年(1940年)に日光観光ホテル(現中禅寺金谷ホテル)、昭和36年には第二新館(1961年)が竣工し、現在の金谷ホテルの基礎がほぼ出来上がりました。
新しい銅板屋根が赤銅色に輝く「別館ROYAL HOUSE」
別館は竣工された昭和10年から、今回が初めての大規模な改修となります。
改修を終えた別館は『別館ROYAL HOUSE』として、新しい歴史を築いてゆくことになります。
外観で変わったのは、緑の屋根が赤銅色に変わったこと。これは銅板屋根を葺き替えたことによります。真新しい赤銅色の屋根は、これからまた長い年月を経る中で色が変わっていきます。そんな新しい時の流れの中で、旅人とホテルが美しい時間・大切な時間を紡いでいくのだなあ・・・などと、しばし胸が熱くなりました。
ヘレンケラーや昭和天皇も宿泊なされた別館の外観は、屋根と雨どいが真新しい赤銅色になっただけで、竣工当時の姿のまま。玄関の屋根や入り口の見事な彫刻も、もちろんそのままです。
しかし内部は当時の趣を残しつつも、今までは未設置であったエレベータの新設、一部客室の面積拡張など、現代のニーズに合った快適でラグジュアリーな空間へと変わりました。客室のベッドは全てシモンズ社のマットレスを採用しています。
デラックスルーム(定員2~3名)
こちらの写真(イメージ)は、ゆったりとした空間に重厚な家具が置かれた「デラックスルーム(約35平米)」。1階に7室、2階に6室、3階6室あり、別館の中で一番多いタイプの客室となります。
コーナーツインルーム(定員2名)
こちらは「コーナーツインルーム(約48平米)」。2方向に窓があり、よりいっそう景観を楽しめる部屋です。こちらの部屋は1階に1室のみとなっています。
スイートルーム(定員2名)
こちらは贅を尽くしたの「スイートルーム (約77平米)」。2階と3階に1室ずつ、計2室あります。3タイプとも室内に段差がなく、車いすやベビーカーでも快適にステイできます。
改修を終えた客室内の天井の照明は、改修前から使われていたレトロな照明を使っていますが、さらに間接照明も新しく備えられ、やわらかな光が心地よい空間を演出しています。
また、今まではエアコンと併用されていたスチーム暖房が外され、エアコンが新しいものに変わりました。猛暑日や寒波襲来の折にも安心ですね。
別館ROYAL HOUSEのオープン記念! 特別割引プランも
日光金谷ホテルでは、別館ROYAL HOUSEのオープンを記念して、特別割引プランをホテル公式オンラインより販売中。特別割引プランは、別館ROYAL HOUSEのデラックスタイプの客室が対象で、とてもお得な宿泊プランとなっているので、今がチャンス!
対象期間は、お盆中(8月10日~15日)を除く、2023年7月15日(土)~ 10月20日(火)まで。日光金谷ホテル公式オンラインのリンクより予約できます。
日光金谷ホテル
住所:栃木県日光市上鉢石町1300
TEL:0288₋54₋0001
公式HP:日光金谷ホテル
日光駅から金谷ホテルへのアクセス
シャトルバス:有り(ホテルHP参照)
※バス乗り場は「定期観光バス乗り場」付近。東武日光駅を出て左へ徒歩1分
路線バス:東武・JR駅前から、世界遺産巡りバス、東照宮、清滝、中禅寺湖方面のバスに乗り約7分「神橋下車」徒歩約5分