Yahoo!ニュース

「知ってる!これ得意!」小学校入学後の自信につながる取り組み4選を幼児教育講師が教えます!

子育て勉強会TERU幼児教育講師/家庭教育アドバイザー

こんにちは!幼児教育講師のTERUです!

今回は『小学校入学前に種まきとしてやっておくと良いこと4つ』をテーマにお話しさせていただきます。

種まきと書いているようにこれらはできればやっておくと良いよというレベルのものですので、お子さんの興味に合えばぜひやってみてください。最後に番外編もご紹介しています!

▼併せて前回までの記事もご覧ください。

①かけ算の暗記

つまり九九の歌を歌えるようになっておくということですね。

小1ではかけ算は出てきませんから全然できなくて問題ないのですが、かけ算九九は耳学習ですから耳学習が優位と言われる幼児期にやっておくと意外にもスッと覚えてしまう子が多いです。そして後々算数好きになる子の多くは、小学校でかけ算と出会う前に、かけ算が言えることに自信を持っている子も多いです。

覚えるだけで算数が得意と錯覚できるのもかけ算九九を覚えるメリットですね。

YouTubeなどでかけ算の歌はいくらでもありますから、気に入った歌を歌えるようになってみるという感じでOKです!

ただかけ算も本来はただ暗記をするだけではなく原理原則を理解することが大事ですから、小学生以降もかけ算九九を言えるようになればかけ算はOKという意味ではありませんのでご注意ください。

②1年生の漢字の読み

これも入学してすぐに必要となるものではありませんが、事前に種まきをしておくと小学校の漢字学習のアドバンテージになったりします。

小学校の国語は漢字が占める割合が大きく、漢字が得意=国語が得意になりやすかったりしますので、漢字に興味がある子はぜひやってみてはいかがでしょうか。

学習方法としては、もしよろしければ私のYouTubeで小学校1年生の漢字が読めるようになる動画というものを作っていますので、ご活用いただけると嬉しいです。

他にも幼児期の内に漢字が好きになる子の多くは、自分がハマっているものを通じて漢字を覚えていく子が多いです。

例えば電車が好きな子が駅名を通じて漢字を覚えてしまったりという話はよく聞きます!勉強にならない方法で漢字と触れ合えると良いですね!

読める漢字が増えてくると、読める本の幅もグッと広がりますから、読書にもさらに良い影響が出てきます。

③歴史年表や日本地図

これはもう本当に種まき中の種まきです。

小学校中学年くらいから、社会の授業で歴史や地理などの授業と触れ始めます。

その際に歴史の大まかな流れが頭に入っていると学習の全体像がわかりますし、日本地図が頭に入っていると名産や河川など、それぞれを理解していくときに大きな助けになります!

この2つは社会科学習の土台です。ですから、幼児の内からちょっとした種まきをしていくことをオススメします。

種まきということですから、完璧に覚えさせてくださいということではありません。小学校中学年くらいになった時に「僕知ってる!」「私見たことある!」となればこれだけで学習の大きなアドバンテージです。

オススメの種まき方法

①歴史年表も日本地図も貼っておき、それぞれ触れたタイミングでそこに記録をしていく
例えば、どこかに旅行に行ったら日本地図の該当の県に行った場所や思い出を簡単に書いて貼っておいたり、TVで歴史の話に触れたら歴史年表のその時代の部分に見たTVの内容を簡単に書いて貼っておく。こんな感じでOKです。子どもが触れた時に記録を残していく。これだけで十分種まきになりますし、変に日本地図や歴史年表を記憶させようとするよりも、心が動いた時に残していくわけですから、長期記憶になりやすいです!

②歴史漫画や偉人の絵本や漫画などを活用する
歴史や偉人の漫画や絵本を通じて歴史に興味を持つ子も多いです。これでも十分良い種まきになります!

④知育遊び

私は過去に数々『ご家庭でできる知育遊び』というテーマで、遊びながら知育をしていく方法について動画を作ってきました。それを良かったらできる遊びからやってみてください。

これらは全て、子どもが就学してからの学習の理解を助けるものだったり、勉強に必要な素地力を鍛えることを目的としているものです。

例えば『上下左右反対』これはプリントの文章で問われても理解できない子には全く理解できません。これらを理解するには何を問われているのかをイメージができることが大切です。

つまり左右反対と言われて、「あー、あのことか」と頭に浮かぶということです。そのイメージの鍵は幼児期の実体験です。

他にも学習において問われていることを理解するために必要なイメージはたくさんあります。

それを遊びながら育てる方法をこれからも動画でご紹介していきますので、ぜひお子様と楽しく遊んで学習に必要なイメージの土台を育ててあげてください!

【番外編】

①料理

料理は実は勉強の土台になる要素や、考える力や段取り力など、学習に必要な力にもつながるオススメの取り組みです。ぜひご家庭で楽しく一緒に料理体験をしてみてはいかがでしょうか?

②ボード・カードゲーム

ボードゲームはとにかく能動的に考えることが好きになるオススメの遊びです!家族で日常的に楽しくできると、考える力や理解力がグングン育ち、難しい問題を考えるのが好きになる助けにもなります!

いかがでしたでしょうか?

これらは絶対にできないといけないものではありませんが、小学校入学後お子さんの自信に繋がると思いますので、お子様の興味に合わせてできる範囲の中で楽しく取り組んでいただければと思います。

皆さんの子育てを応援しています!

その他のオススメ記事はこちら

動画でより深く学びたい方はこちら

登録者10万人超のYouTube『子育て勉強会TERU ch』より
登録者10万人超のYouTube『子育て勉強会TERU ch』より

幼児教育講師/家庭教育アドバイザー

YouTube登録者11万人超。これまで1,200人を超える子どもの教育に携わらせてもらってきました。幼児教育現場で培った知識を世の親御さんにお届けし、親子共に成長できる子育ての実現を目的として活動しています。現在は、親御さん向けの子育てコミュニティの運営や、子どもの脳と心を育む子ども向け動画作成に力を入れています!

子育て勉強会TERUの最近の記事