高岡市内のとある公民館で開催されたシニア向けイベントで、長い行列ができていますよ。皆さん目をキラキラさせて自分の番はまだかと待っておられます。長〜い行列を作っているのは、惣菜の製造販売している「松田さん家（ち）」です。

昆布巻きや煮豆などの地味で映えない、けれどDNAレベルで白米と一緒に求めてしまうお惣菜ばかりが並びます。どうですか？　この見るからに柔らかそうなてりてりの昆布巻き！　目玉商品の昆布巻きに、古里煮、酒粕煮、酢ごぼうなど、老舗のご当地スーパーがすっかり姿を消してしまった今、お惣菜売り場でもなかなか出会えなくなってしまった田舎料理が並びます。こんもち（富山弁でかき餅のこと）や、手作りのお漬物なども扱う日もありますよ。

料理の名前は知らなかったけれど、ひいおばあちゃん、おばあちゃんが作ってくれてたアレだ！　という懐かしい料理がずらりと並ぶので、実はシニア世代じゃなくてもとっても楽しめるんですよ。ちなみに筆者の好物は昆布巻きと白菜の古里煮です。昆布たっぷりとろとろの松前漬けも最高！　

松田さん家（ち）は高岡市内を中心にイベントで出店しています。4月からはたかおか朝市も始まるので、出会える機会も多くなるのが嬉しいですね。ちなみに、例年たかおか朝市では、ブライダルハウスひまわりさんの駐車場付近で出店されています。ぜひ美味しい昆布巻きやお惣菜を楽しんでくださいね。

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