ご麺ください！お取り寄せラーメン愛好家のにゃいパパです。

人気店のラーメンを食べてみたいけど「遠くて行けない」「行列に並びたくない」「育児中で外食は無理」などのお悩みを持ったことはありませんか？そんな皆さまへお店で作った麺・スープそのままの味を自宅で楽しめる「お取り寄せラーメン」をご紹介しています。

今回は日本最大級のラーメン通販サイト『宅麺.com』より、『麺ハウス こもれ美』の「昭和の濃厚豚中華そば」をお取り寄せしたのでご紹介します。

■『麺ハウス こもれ美』とは

宮城県の唯一の村である黒川郡大衡村にあり、夫婦で切り盛りされていて、前職は研究職のサラリーマンだった岡良平店主が2015年にオープンし、飽くなき探求心で作る一杯は地元民はもちろん全国のラーメンファンの間でも評判となっている人気店です。

■本商品について

総合プロデューサーを日本一のつけ麺として名高い『中華蕎麦 とみ田』の富田店主が務め、毎年開催されているイベント「真ラーメン祭り絆 in 宅麺.com」にてラインナップされた一杯。今回は”ラーメン店主が本当においしいと思うラーメン店”を選ぶ「Japan Best Ramen Award 2023」のTOP3に輝いた『中華蕎麦 とみ田』『らぁ麺 飯田商店』『饗 くろ㐂』と、各店主が地方の名店＆次世代を担う名店を1店舗ずつ選出する方式でラインナップを選定。同店は、ミシュランガイド東京のビブグルマン掲載など数々の輝かしい実績を持ち、同業者からも一目置かれる『饗 くろ㐂』の黒木店主が、地方の名店として選出されました。

■開封・調理

中身は冷凍された麺（135g）、具入りスープ（チャーシュー4枚、メンマ）のラインナップ。

原材料、栄養成分表示はこちら。

付属の説明書に沿って、スープを湯せんし、麺をゆでれば約10分ほどで完成。今回、麺のゆで時間は2分15秒、追加で刻み九条ネギ、ゆで黒豆もやしをトッピングし、別皿で刻みニンニクも用意します。

こちらが完成品。スープはさらっとした半透明なタイプで分厚いラードの層が目を奪います。ニンニク感は控えめながらも、まるで二郎系のスープを彷彿とさせるような豚の重厚な香りが食欲を刺激してきます。

では味のほうはどうなんだいってことで…いざ、実食。

■実食

スープ【あっさり☆☆☆☆★こってり】

バチバチな豚の旨味、ラードのまったり風味、キレと甘味が両立した醤油ダレの三位一体。

飲んだ瞬間の感想は、二郎系を思わせるバチバチでクリアな豚の旨味がほとばしる味わい。そこへ存在感のある純正ラードの風味もやってきて、豚ステーキの脂身にかぶりついたような分厚いまったり感がふわっと広がります。そのラードが徐々にフェードアウトしていくと、すき焼きの割下を彷彿とさせるキレと砂糖の甘味が両立した醤油ダレの味わいが登場し、最後はどこか昔ながら感のあるクリアでスッキリとした味わいでフィニッシュを迎えます。あまり経験したことのない新しさと懐かしさを兼ね備えた味のストーリー。

麺【細☆★☆☆☆太】

歯切れの良さとソフトなモチモチ食感。風味もしっかりでスープに負けない。

昔ながらの中華そばといえばなちぢれ中細～中太あたりの麺という感じで、ムギュモチでソフトな食感を楽しめます。すすった瞬間はパワフルなスープの存在感が強いですが、噛み進めるとその細さの想像を超える豊かな風味が顔をだし、スープと見事に手をつないで美味さを昇華させます。

チャーシュー

ノスタルジックな食感と共に、肉肉しさと濃口な甘辛醤油味のパンチを堪能。

スープ同梱で湯煎して温めたことで少し縮んでしまってはいますが、もっさりとした昔ながらの食感を楽しみながら、食べ応えのある味わいを楽しむことができます。枚数もたっぷりで、お腹に余裕がある方はライスを用意してもよいかもです。

メンマ

やわコリな食感で、こちらも濃口な甘辛醤油味がしっかりと染みた味わい。

チャーシューと同じくスープ同梱なので、スープの味わいが濃厚に浸み込んだ食べ応えのある一品でした。

最後に別皿で用意した刻みニンニクを投入してみましたが、まさに二郎系に近いあの味に変化しました。このタイプが好きな方にはオススメです。

■まとめ

『麺ハウス こもれ美』の「昭和の濃厚豚中華そば」とのご対麺はどうでしたか？

その味わいは、二郎系レベルにバチバチな豚の旨味、たっぷり純正ラードのまったりとした風味、すき焼きの割下のようなキレと甘味を両立したタレが三位一体となった、重厚だけれどクラシカルな懐かしさも感じるスープ。風味豊かな中華そばといえばな中細ちぢれ麺、チャーシューも4枚と食べ応えのあるネオクラシカルな一杯でした。

懐かしさと新しさを感じる新体験の味わいでした。それでは、ごち麺でした！