休みの日は飲食・観光・会津ぶらぶらしています「あいづ くらし」です。

JAZZ CAFE RAG(ラグ) 七日町市民広場の道路向かい

七日町市民広場の七日町通り道路向かいにあります。
(舌を噛みそうです、七日町は「なぬかまち」と読みます)
「JAZZ」の方が大書されてますが、入り口に書いてある「RAG」が店名になります。

店舗前のボードメニューは日に焼かれて白茶けて見にくかったのですが、そこに「カレー焼きそば」がありました。
「カレー焼きそば」は会津若松市の(郷愁の)ソールフード。
昔、会津若松市内にトミーフードという店があって、そこの「カリーナ」と呼ばれるカレー焼きそばを、自分も含め高校生がよく食べてました。
今でも市内の店のメニューには「カレー焼きそば」があったりするのですが、社会人になってからは今まで二の足を踏んで店で食べた事はありません。カリーナへの郷愁ではなく、店で食べるなら他のものを選んでしまうというだけのことです。
でも、今日は違います。

店に入って、注文は「カレーミー」。

カレーミー(カレー焼きそば)

見た目はカレー焼きそばではありません、麺もソースも見るからにミートソースです。
不安しかありません。

(カレー)ソースを絡めて食べます。

見た目に反し、麺は焼きそばですし、ソースはカレーで、とても美味しい。
カレーが怖いのは、何もかもがカレー味になってしまうことですが、焼きそばのソースの味がしっかりしますし、その上でカレーの風味、味わい、スパイシーさがバランスよく、それぞれが味わえる美味しさです。

「カレーミー」のメニューを読むと「焼きそばの上にサンバルカレーがのっています」とあります。「ミー」は麺という意味。
「サンバルカレー」のメニューを読むと「インドネシアのサンバルソースを使用した、ピリ辛のカレー」と続きます。
更に「サンバルソース」を調べると、インドネシアの人にとっては欠かせないソースで、すり潰した唐辛子に塩を混ぜたものをベースに、地域で好まれるものを更に混ぜたものとなっています。

具にキャベツが入っているのですが、これが如何にも焼きそばのキャベツ味がして美味。
麺は、どう見ても焼きそばの麺には見えないのに、不思議。

ちなみに、箸は「割り箸」。
焼きそばを食べるのにはちょうどいいのですが、店の雰囲気とカレーミー(見た目)と割り箸の組み合わせが、どうもチグハグな感じがして可笑しい。

店内

写真のテーブルが、メインの客用テーブルです。
壁には真空管アンプ？が置かれ、売られているようです。
(自作の真空管アンプの販売や修理をされているようです)
調べてみたら、今でも「新品」の真空管アンプは製造、販売されているようです。
マニアックな世界。
(アンプは音を増幅するもので、現在はトランジスタが主流)。

JAZZ CAFEなので、JAZZが流れています。
最近はあまり見ることのない、でかいスピーカーです。
音量は程よく、ふくよかな音。
今にして思えば、音源まで確認しておけばよかったと反省。
真空管アンプを通っていたと思います。

模型の飛行機。知らない世界。

雑多な小物販売や展示。
ドローンが置いてあります。
ドローン欲しい。

奥に、テーブル席とカウンター席がありました。

店内、ほのかに「お香」らしい匂いがしました。
カレーの風味には少し余計でした。

店舗 外観

暑い日でした。
つい、なんとなく、目についた「カレー焼きそば」の文字に惹かれて店に入りましたが、サンバルカレーは焼きそばに相性がぴったりで、店のマニアックな雰囲気も楽しめました。

「カレーミー」って聞き覚えがあるんです。
高校生の頃に聞いたのかな。
店(ラグ)では、ずっと昔から「カレーミー」でメニューを出していたという話で、高校生の頃、誰かが話題にしていたのかもしれません。

＊ 本記事はライター「あいづ くらし」の主観に基づいています。
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