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たまにはちょっと贅沢に!「瀬戸内トライブ」でビジュ最高のイタリアン【高松市】

原田伸一ガーカガワ編集部(高松市)

夏のボーナスも出たことだし、たまにはちょっと贅沢にイタリアンフルコースなどいかがでしょうか?
センスの良いシェフが作る地産地消の創作料理。高松市東山崎町にある「瀬戸内トライブ」さんにお邪魔してきました。

建物が近未来的でかっこいい!

ディナーは完全予約制!瀬戸内の旬の味をたっぷり味わう

瀬戸内トライブはそもそもがwebや動画などを制作する会社。これまで様々な業種のWebサイト構築で培ったノウハウを活かし、生産者と生活者がより密なコミュニケーションを行える機会や場の提供を目指す、地域に根差した事業を展開されています。

このイタリアンレストランもその一環だそうで、地産地消にこだわり、その日流通している旬の食材からインスピレーションを受けて創作料理を提供するという、ある意味シェフ自身もクリエイティブなお店です。

スタッフやその仲間たちでアイディアを出し合い、創りあげたという内装は、それこそセンスの良さが詰まった空間。

ほとんどがスタッフの趣味ですと笑う写真集やムック本もインテリアの要素としてしっかり効いています。

席数はテーブルが5席とカウンターが7席。昼間のランチとカフェ営業は土日のみで、水曜~日曜のディナーは3日前までの完全予約制です。

ビールや焼酎、ウイスキーにカクテルなども豊富なので、料理に合わせて軽く一杯なんてことももちろん可能。

夜のコースメニューはメインに魚か肉を選べる瀬戸内ディナー(6,600円)と、魚と肉の両方が出てくる瀬戸内フルコースディナー(8,800円)の2種類。日常使いだとちょっと躊躇してしまう値段ですが、たまにはちょっと贅沢もいいものです。

今回は車で来たのでとりあえずソフトドリンクで乾杯!

そしてこの日の前菜は、夏野菜のテリーヌ。

トマトだけの水分を使用しているそうで、旨味や酸味をお楽しみくださいとのことです。

いきなりカラフルでかわいい! 添えられたニンジンと、大葉&アスパラのピュレも良いアクセントになっていていいですね~!
ちょっと場違い感のあるポップコーンも会話のきっかけになりそうでナイスです。

スープは、香川県産のトウモロコシと、淡路産の完熟玉ねぎのポタージュ。この玉ねぎってば、もはやスイーツ!

続いて、燻製のベーコンと瀬戸内産の夏野菜を使用したトマトソースベースのパスタ。

わりとおしゃべりしながら食べていたので出すタイミングが難しかったと思うのですが、スープを食べ終わった絶妙なタイミングで運ばれてくるのには驚きました。流れるように運ばれてくるので会話が途切れずいい感じ。

これもサイコロ状にカットされた夏野菜がカラフル。トマトソースもあっさりしているので時期的にも美味しくいただける良い塩梅でした。

そしてメインの魚料理は、瀬戸内海産のイトヨリダイを使用したポワレ。ごま油をベースにしたバジルソースが食欲にスイッチ入れまくりで、あっという間に胃に入ってしまいました。

さらにメインの肉料理。オリーブ牛のタリアータです。ソースはわさび醤油の和風ソースになります。
少し甘辛い和風ソースに粉チーズとピンクソルトがミディアムレアーに焼かれたオリーブ牛を引き立ててめちゃウマ!

デザートの桃も甘くてジューシーで美味しかった!

ここでイケメンシェフの登場。この桃は牟礼の道の駅でたまたま見つけたもので、感動ものの美味しさだったので使ってみましたとのこと。地産地消しばりだと他にいいものがあっても使えないというジレンマにならないか聞いたところ、地元産でも最高のものはたくさんあるし、ここにあるものの良さを最大限に引き出して創作(料理)するのがまた楽しいんですと笑顔で答えてくれました。

レシピを考えるコツを聞いたところ「思いつき」だそうです。いやもう、イケメンが言うとなんでもカッコ良く聞こえる。腹立つわぁ~!(笑)

完全予約制なので落ち着いてゆっくり食を楽しむことができる。ファミリーやカップルなどのちょっとした記念日などに、たまには少し贅沢してみてはいかがですか?

実は若いスタッフさんばかりなので、それも楽しかった!(笑)

おしまい。

瀬戸内トライブ(SETOUCHI Tribe)
香川県高松市東山崎町183-1
TEL 087-802-1585
ランチ(土日のみ)11:00~14:00
カフェ(土日のみ)14:00~18:00
ディナー(水~日)18:00~24:00
※ディナーは3日前予約のみ
月・火曜日定休

ガーカガワ編集部(高松市)

香川のあれこれweb「ガーカガワ」編集長。カメラ片手に香川県内を飛び回るフォト&ライター。グルメや観光などの定番記事のほか、地元の人やモデルなどを積極的に活用する人肌感のある記事が得意です。明太子は心の友。

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