【災害対策】離れて暮らす親のために確認しておきたい災害の備え3選
地震に限らず災害の多い昨今。実家と離れて暮らしている親が心配になる人もいるのではないでしょうか。筆者も親と気軽に会える距離ではないため、災害時にすぐ駆けつけることができません。それでも親の命を守るために離れていても確認しておきたい災害の備え3つをご紹介します。
1.避難場所
筆者の実家は海に近いため、台風や地震の際はいち早く避難する必要があります。場合によっては夜中や明け方に発生することもあるでしょう。
災害状況によって避難する場所やルートも変わるので、親に「こんな場合はどこへ避難するの?」と確認すると、いつも歩き慣れている近所の道も災害時には危険だった…と気づくこともあります。
2.防災用品や備蓄用品の内容
災害時における必要な物はライフスタイルや住んでいる環境、家族構成や年齢など様々な条件で異なるもの。筆者の親も持病の薬や服用歴の記録、メガネは必須なので避難リュックにしのばせてあるか確認しています。
ほかにも衛生用品や食料備蓄品、防災用品の内容も聞いておくといいでしょう。以前、親との会話で停電時に使うランプが火を使う物だと聞いて心配になった筆者。「火が何かに燃えうつると危険だよ」と話すと納得して、電池を使うランタンに変えてくれました。親に持ち物を聞いていなければ…と考えると改めて確認して良かったと思います。
3.連絡手段
連絡手段も災害時において備えておきたい大切なポイント。安否確認や救助を求めるなど連絡手段や連絡を取りたい人を決めておくことで不安もいくらか解消されるはずでしょう。「災害用伝言ダイヤル171番」の使い方も試しておくのもオススメです。本来は、災害が起こったときに開設される番号ですが、じつは体験できるのをご存じでしょうか。体験利用提供日に親子で使い方を確認しておくと安心できるかもしれませんね。
聞くことも立派な災害対策!
親と離れて暮らしていたとしても、電話などで確認することも立派な災害対策です。たかが聞くだけ、話すだけと思うかも知れませんが、会話を通して親子それぞれ災害について考えるクセが身につくはずです。ぜひ、親の様子を伺うついでに災害対策も聞くようにしてみてくださいね。
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