残暑もそろそろ弱ってきているのか、昼休憩に出かけようという気持ちになります。この日は、11時半からの休憩だったので、気になってたお店に足を運ぶことにしました。富山市内幸町にある「家庭料理 器」は、カウンター席と座敷のみの家庭料理屋さんです。タイミングが合わないと満席で入れないことが多いこちらのお店ですが、早い時間であれば席が空いている可能性も高いので、行ってきました。

初めて訪れるお店のため勝手が分からなかったのですが、お店のママさんがざっくりとランチの説明をしてくれました。ランチは、小鉢2品と漬物が付くので冷蔵ケースから好きなものを取ってくるシステムで、小鉢を1品やめてセルフサービスのサラダに変更することもできると言っていました。

今回は、ランチにのどぐろと鮭ハラス焼きを選びました。のどぐろってあの高級魚？それなのにこの値段って安すぎるのでは・・・と思いましたが静かに待ちました。

小鉢は、数種類から選べて納豆・温玉・プリン・ゼリーなども小鉢に入ります。自分で小鉢を選べるシステムにテンションが上がり気味でしたが、静かにメインが到着するのを待ちました。

しばらくして、ランチが運ばれてきました。ちゃんと喉が黒いのどぐろがお皿の上に置かれており、いい焼き加減です。のどぐろは、冬が旬だそうで今の時期は小さいそうで鮭のハラスと合わせたと言っておられました。早速のどぐろを食べてみると、ふわふわの身で旨みがギュッとしていて、小さい方が美味しいのでは？と思うほどでした。五穀米にぴったりの塩加減で、本当に美味しい。副菜のソーメンや挽肉とマッシュポテトも味わい深く、ちゃんとしたご飯を食べたという充実感でいっぱいでした。常連さんが多いこちらのお店ですが、初めて訪れてもリーズナブルで美味しいランチが食べられました。ランチシステムをポツリポツリと教えてくれるママさんの人柄も好ましく、これは通いたくなるなぁと思いました。すぐに満席になる程の席数ですが、早い時間にランチを取れそうな方は、ぜひ訪れてみてください。