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オリジナルのセンスが光る ラフィア編みの帽子作り/川崎市麻生区

みみライター(川崎市)

川崎市のみみです。

紫外線が気になる季節になりましたね。皆さんはお出かけの際に帽子をかぶりますか?自分のこだわりの帽子を編む「ラフィアサロン新百合ヶ丘」の展示会が麻生区で開催されます。

植物雑貨クリエイターの みやかわえつこ さんにお話を伺いました。

きっかけは麻生区の名前の由来にもなったカラムシ

古代、麻生区はカラムシの織物を朝廷に献上しており、植物のカラムシは麻生区の名前の由来になったと言われています。そのカラムシから繊維をとる体験を長年していました。ある時、マダガスカルヤシの天然繊維のラフィアに出会い、その感触がカラムシに似ていて魅了されました。

カラー染めラフィアの普及活動

フランス領の頃、フランスの貴婦人の中でカラー染めのラフィアで刺繍をする事が流行っており、そのラフィアのカラー染めの技法を日本に持ち込んだ千葉県の工房がありました。

手間暇がかかるカラー染めをしてた千葉県の工房の存続の危惧に直面して、普及啓発のために『ラフィア編みの帽子づくり』の講座を始めました。

ラフィア編みの帽子づくりの参加者さんは「ラジオ体操に被って行きたいから」「

軽井沢の避暑地で被りたい」などなど一人一人の思いが詰まった一点物の帽子を制作しています。

ラフィアサロン新百合ヶ丘/ラフィア編みの帽子の展示会を4月29日に開催される「まちのひろばまつり」で開催します。帽子がお好きな皆さんは見に行かれてはいかがでしょうか。

講座・ワークショップも開催

今年度の講座は5月に開始されるとのこと。編み物が好きな人同士、おしゃべりをしながら楽しい時間が過ごせそうですね。

みやかわえつこ (植物雑貨クリエイター)
TEL 090-3593-0387

ライター(川崎市)

川崎市麻生区で子育て中のワーママ。学生時代は都内に憧れていましたが、大人になってからは川崎市の魅力にはまっています。最近は推し活を楽しんでいます。

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