RIS-707、話題のデジタルパンクな最新曲「ASAKIYUME」を音楽NFTで特典付きリリース
●便利で手軽なストリーミング配信音源では少し足りなかったワクワク感を補完する新たなクリエイティブ
リリース毎にサウンド＆ヴィジュアルを七変化していく、RIS-707(リス・ナナマルナナ)。シンガーソングライターRIS ( Vo, G, Prg )によるソロユニットの最新形態だ。最新曲「ASAKIYUME」では、デジタルビートが加速するテクノポップをパンキッシュに再構築したアッパーチューンを創出した。
サウンドへの執着も緻密だ。通常、1小節単位でループするところ、1.125小節づつループさせたというこだわり。それは、8分音符9音のループで進行する、普通なら気がつけないさりげない違和感。数値に掛け合わされたサウンドマジック。日本語詞で熱量抑えめにキュートに覚醒するポップネス。タイトル「ASAKIYUME」の通り、古語調の歌詞、そして和風メロを奏でる旋律。歌われるのは虚無感と悟り、憂い、諦めと前向き。憂あるが、感情的ではなく、淡々と歌唱する様がまるで時空を超えたレプリカントの嘆きのようにも聞こえてくる。
エッジーなギターカッティングとともに胸に突き刺さるサビのメロディーは、お正月に耳にする「春の海」の尺八の旋律からインスパイアされたという。サビで解放される高揚感。とことん、隠れキャラ要素を作品へ盛り込みつつも没入感の高いポップミュージックに仕上げられている。その根源には、キャッチーなセンスが滲み出ているのがたまらない。なお、透明感あふれる虚無をキーワードとしたファッショナブルなアートワークは、AIを活用したセルフポートレートとして制作された。よくみれば、敬愛するするデヴィッド・ボウイへのオマージュも垣間見える。LCDドットなデジタル感が散っていくかの如く表現されたタイトルロゴとともに、和の香り、儚さを醸し出していく。
さらに、注目は購入者特典の豪華さだ。音楽NFTとしてストリーミング配信位先駆け先行リリースした【限定版】には、デジタルブックレット 歌詞、クレジット、ライナーノーツ、RISによる制作秘話（非公開の絵コンテや別案など)お礼メッセージ等。さらに、【プレミア版】では、限定版同様の特典に加えて、ジャケットと同絵柄をプリントした一点ものレコードサイズのキャンバスアートをプレゼントするという。まさに、CD全盛時代の初回限定盤的な所有のレアさ、コアファンであることの証明的なアイテムに仕上がった。いわゆる、便利で手軽なストリーミング配信音源では少し足りなかったワクワク感を補完する新たなクリエイティブと言えるだろう。
そんな、アーティストの大切な作品と早耳リスナーをダイレクトファイナンスで結ぶのが、日本の音楽NFTのパイオニア、NFTマーケットプレイス『.mura（ドットミューラ）』である。表現者がSpotifyなどストリーミングやプレイリストを通じて海外、そして新規リスナーとの新たな接点を作り、初期ファン＝アーリビリーバーである証を、1点モノを証明する音楽NFTとして、ここでしか入手できない特典をつけて先行配信する。RIS-707の最新曲「ASAKIYUME」は、音楽NFTとして8月23日、ストリーミングや配信は9月6日といったタイムスケジュールで順次リリースされた。RIS-707といった稀有な才能を応援したいオーディエンスはもちろん、新たなカルチャーとの出会いの喜びを体感してほしい。音楽ファンの期待を理解した、理に適った仕組みといえるだろう。
RIS-707は、最新曲「ASAKIYUME」を引っ提げ、10月12日(木) 渋谷・近未来会館にてリリースパーティーを開催。2023年、更なる躍進に期待をしたい。
RIS-707オフィシャルサイト
NFTマーケットプレイス『.mura（ドットミューラ）』
