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元広島デビッドソンが4戦連発の41号/14年目右腕が7回10K無失点で9勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
9勝目を挙げたイム・チャンギュ(写真:LGツインズ)

4日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

NCダイノスの3番マット・デビッドソン(元広島)が、初回に4試合連続となる41号2ランホームランをセンターバックスクリーンの左に放り込んだ。

試合はNCが13-6でキウムヒーローズに逃げ切り勝利。デビッドソンの一発が決勝打となった。NCは5連勝、キウムは6連敗。リーグ本塁打1位のデビッドソンは2位との差を6本に広げた。

映像:デビッドソンのホームラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

またLGツインズ-SSGランダーズ(チャムシル)は5-0でLGが勝利した。LGの先発イム・チャンギュは得意のカーブ、チェンジアップを生かして、初回を見逃し2つを含む三者連続三振でスタート。

その後もイム・チャンギュは好投を続け、7回81球を投げて散発2安打の無失点。10個の三振を奪った。試合は5回までに5点を挙げたLGが5-0で勝利した。イム・チャンギュは9勝目(6敗)。

プロ14年目31歳のイム・チャンギュはあと1勝で自身4度目の2ケタ勝利となる。

◇9月4日(水)の結果

・LG 5 - 0 SSG(チャムシル)

 勝:イム チャンギュ

 敗:オ ウォンソク

・サムスン 7 - 3 トゥサン(テグ)

 勝:ファン ドンジェ

 敗:イ ヨンハ

・KIA 4 - 5 ハンファ(クァンジュ)

 勝:チュ ヒョンサン

 敗:チャン ヒョンシク

・ロッテ 7 - 5 KT(プサン)

 勝:キム サンス

 敗:キム ミン

・NC 13 - 6 キウム(チャンウォン)

 勝:ハート

 敗:デ・ヘスス

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「パク・ピョンホ3人目の通算400本塁打」

サムスンライオンズのパク・ピョンホが20号ホームランを放ち、通算本塁打数を400本とした(リーグ3人目)。歴代1位はチェ・ジョン(SSG)の491本、2位はイ・スンヨプ(現トゥサン監督)の467本。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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