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【今日からできる】夫婦仲が良くなる方法5選

ひろてぃ夫婦心理学の専門家

こんにちは!

公認心理士・夫婦心理学専門家のひろてぃです。

あなたは夫婦仲が良くなる習慣を意識して続けていますか?

恋人時代とは違い、夫婦関係は愛を続ける工夫をすることがとても重要です。

その努力を怠ってると、
「いつの間にか夫婦関係が崩れてしまっていた」
というケースも珍しくありません。

今回は「今日からでも使える方法」にフォーカスしてお伝えしていきますね。

1.いきなりお願いじゃなく「前振り」を入れる

あなたはパートナーに対して「欲しいこと」をお願いする時、どんな風に伝えてるでしょうか?

結論として、何かお願いをするときには

1.(名前)、今ちょっといいかな?
2.○○をお願いしたいんだけど、いいかな?

の順番で伝えるのがベターです。

なぜなら、この言い方をすると、
まずパートナー側の心が整ってから、あなたのお願いを聞くことができるからです。

もしあなたが

「これやっといて!」

「○○して」

とお願いしていたら少し注意が必要。

なぜならこの言い方をされると、
人は少なからず

・なんで自分がやらなきゃいけないんだ

・自分がやる必要ある?

という「抵抗心」が出てしまうからです。

これが長年積み重なってしまうと、

「私はあなたの家政婦じゃない!」
「もう我慢する人生は嫌だ」

とパートナー側が爆発してしまうケースも、少なくありません。

(特に男性の場合、不満に感じてるのが分かりにくい傾向があるので、女性からしたら青天の霹靂です)

2.感謝+αを加える

普段のルーティン感謝だけでなく、

「○○してくれてありがとう」

と具体的に相手がしてくれたことを加えて伝えると良いです。

そうするとパートナーは

「自分のやったことをちゃんと感謝してくれてるんだな」

と感じやすくなります。

3.感謝を2回伝える

2.に加えて、1日に2回同じことで感謝を伝えるとさらに良いでしょう。

その日の終わりや少し時間を空けてから伝えるとベターです。

例えば、パートナーが力を入れて料理を作ってくれた時

「美味しそう!頑張って作ってくれてありがとう」(一回目)
「今日の○○が作ってくれたご飯美味しかったよ。ありがとね」(二回目)

といった具合です。

こうすることで、パートナーは

「そんなに嬉しかったんだ。また作ろうかな」

と思うようになります。

4.ちゃんと目を見て伝える

仕事・家事・育児に追われ、忙しい毎日ではなかなか意識するのも難しいことです。

しかし、目をそらして伝える感謝よりも、目を見て伝えられる感謝の方が、やはり相手は嬉しいものです。

全ての場面で目を合わせる必要はありません。

一日1回2回でもするように意識すると、相手からの印象も大きく変わっていきますよ。

5.特別感を出す

夫婦は毎日顔を合わせるので、相手への特別感が薄れていってしまうもの。

ですが、人は

「あなただからこそ」

というメッセージがパートナーから伝わると嬉しいものです。

  • 「あなただからこそお願いしたい」という想いを持ちながら伝える
  • 夫婦の特別な日をちゃんと大切にする
  • 「さすがだね」などちゃんと言葉にして伝える

そういった意識を持ったり行動をするだけで、相手は「大切にされてるんだな」と思うことができます。

まとめ

1.いきなりお願いじゃなく「前振り」を入れる
2.感謝+αを加える
3.感謝を2回伝える
4.ちゃんと目を見て伝える
5.特別感を出す

変わりない毎日にこれらのちょっとの工夫を加えることで、夫婦の愛情をより循環させられるようになります。

夫婦仲の質は毎日の質。

日々を心地良く過ごせるように、ぜひ意識してみてください。

夫婦心理学の専門家

1988年生まれ。自身の離婚経験などを基に、パートナーシップと自己成長の心理学を発信。「笑顔の絶えない家族」を増やすことをミッションに活動している。Instagramフォロワー2.3万人。公認心理士。