39歳。大企業正社員。年収800万円。学歴も年収も僕より高い女性、大歓迎~おみおじリポート(39)~
受け身な男性が増加中。婚活は女性が積極的に動かなければ始まりません
※2021年1月15日追記。高橋さんはオネット活動開始から半年が経過し、自動退会となりました。残念ながらオネットでは良き縁をご紹介できることはできませんでしたが、高橋さんの幸せを祈りつつ見送りたいと思っています。
こんにちは。大宮です。自分の周囲にいる独身男女に声をかけて前のめりで支援する「お見合いおじさんおみおじ活動(略称:おみおじ)」を婚活パーソナルトレーナーのマチコ先生と一緒に推進しています。お世話させてもらう独身者をオネット(大宮ネットワーク)会員として認定し、婚約を目指す活動です。オネット会員の種類(受けor攻め)と募集についてはこちらをご覧ください。
今年4月から再開したおみおじですが、早くも傾向が見えています。受けオネットに関しては、しっかり働いて稼いでいて同世代との結婚を望んでいる男性にお見合い申し込みが集中することです。マチコ先生からの急報によれば、元サーファーの小澤さん(仮名、44歳)が真剣交際に入りました。入会から2か月足らず。すごいな……。
お相手は同じくアラフォーの女性です。小澤さんの記事を読んですぐにお見合いを申し込んでくれました。その後、終始前向きな対応で競争を勝ち抜いたようです。
一方の受けオネット女性はどの世代も苦戦しています。男性からの申し込みがポツリポツリとしかないのです。僕の読者には、穏やかで働き者だけど恋愛に関しては積極性が足りない男性が多いのかもしれません。でも、婚活は女性が動かなければ始まらないし、まとまらないのは一般的にも言えること。マチコ先生と話し合ってオネット改革を模索しているところです。
興奮するマチコ。雰囲気が穏やかなのに体は鍛えているって、男性として最高です!
さて、11人目の受けオネット会員を紹介します。東京都内で一人暮らしをしている高橋憲一さん(仮名、39歳)です。大学を卒業して入社した大手メーカーの正社員で、年収800万円。水泳などで体を鍛えているので精悍な風貌です。かといって、ガツガツした感じは全くなく、どちらかといえば大人しい印象。ある意味、典型的だな……。
「雰囲気が穏やかなのに体は鍛えているっていいと思います。というか、最高です!」
マチコ先生は興奮気味に絶賛しています。落ち着いてください。この経歴で未婚ということは、本気で結婚する気持ちがない可能性もあります。そのへんを確認しましょう。
「35歳までの5年間は海外駐在をしていました。そろそろ結婚したいなという年代だったのですが、環境的に相手を探すのが難しかったこともあり、今でも未婚のままです」
海外駐在が決まったのを機に結婚する人は少なくありません。高橋さんにはそこまでの勢いはなかったようです。実際、帰国してからも婚活に苦戦しています。
「僕はアピール力が足りないのだと思います。『いいな』と思う人がいてもご縁をつないでいくことができませんでした。でも、今後の人生を考えたときに『最後まで一緒にいられる相手が欲しい』と思っています」
なお、高橋さんは「子どもが欲しい」という理由で、自分よりは年下の女性との結婚を希望しています。再び海外転勤をする可能性もゼロではないので転勤に理解がある人だとありがたいとのこと。
「もちろん、相手のほうが仕事で忙しくても構いません。僕より学歴や年収が高い女性も大歓迎です」
高橋さんは別居婚も視野に入れているようです。子どもは誰が育てるんだろう……。
緊張は伝染します。「波長が合わない」のはお互いに緊張しているだけかもしれません
「高学歴、高収入の女性を歓迎? それなら紹介したい人がたくさんいます!」
興奮が冷めないマチコ先生。もうちょっと待ってください。高橋さんの「アピール力が足りない」というセリフが僕は気になります。そんな高橋さんが「いいな」と思う女性はどんなタイプなのでしょうか。
「大勢でワイワイするのが苦手な自分と波長が合う人、お互いに自然体で過ごせる人だといいですね。外見は、僕が面長なので丸っこい顔の女性をいいなと思うことが多いです。やせ型よりはぽっちゃり系が好きですね。あと、感情の起伏が激しすぎる女性は苦手なので、メンタルが安定している女性と会いたいです」
アピール力が足りないと自覚しているくせに意外と細かく指定してきますね……。マチコ先生も「波長が合う」のくだりには敏感に反応しました。
「波長? 難しいところに来ちゃったな(笑)。高橋さんはどちらかと言えば女性の前で緊張するタイプですよね? 緊張は相手に伝わりやすいので、『波長が合わない』と感じるのはお互いに緊張しているだけかもしれません。何度か会ううちに波長が合ってくればいいのです」
高橋さんの趣味は海外一人旅。アジアの遺跡を訪ねて回るのが好きなのだそうです。ツアーではないので、計画と実行はすべて自分でやっています。マチコ先生によれば、婚活の場には海外旅行好きの女性は多い一方で、男性はそうでもありません。高橋さんの趣味は大きなアドバンテージであり、話題を提供しながら旅先での頼もしさをアピールできるチャンスでもあります。
趣味の話題を提示することは僕も賛成です。婚活はどうしてもお互いの条件や気持ちを探り合うような状況になってしまいます。しかし、結婚とはパートナーと一緒に同じ方向を見て進むことです。自分たち以外の対象についてあれこれ意見を交わすことで、向き合っていては見えなかった相手の美点に気づくかもしれません。高橋さん、旅の写真をスマホに入れてお見合いに臨んでくださいね!
※文中のオネット会員は仮名です。高橋さんの詳細プロフィールやマチコ先生と大宮による超実践的婚活アドバイス(ヤフーの有料記事です)を読みたい方はこちらをご覧ください。