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【江別市】4丁目通り跨線人道橋に残る「函館どつく」の文字

赤レンガ江別市情報サイト「えべナビ」編集長(江別市)

江別市弥生町の4丁目通り突き当りには、函館本線を渡るための歩道橋「4丁目跨線人道橋」があります。

4丁目跨線人道橋

4丁目跨線人道橋北側の出入口。写真右手には鉄道林が続きます。

跨線橋の入口側面にある銘板。1995年3月に作られた橋のようです。そして「製作 函館どつく株式会社」の文字が刻まれています。

ちなみに「函館どつく」は函館市にある造船所ですが、橋梁なども作っているそうです。以下は函館どつく公式サイトによる説明文。

函館どつくとは

1896(明治29)年、日本経済界の礎を造り上げた渋沢栄一らによって創立された函館船渠(せんきょ)株式会社を前身とし、以来1世紀を超え北海道から世界へ向けここにしかない「ものづくり」を続けて参りました。現在は株式会社名村造船所のグループ企業として、ばら積み貨物船やフェリーなどの新造船、艦艇・船舶の修繕、橋梁や港湾設備製作などの事業を展開しております。 当社は函館と室蘭に拠点を構え、海上自衛隊や海上保安庁の北日本最大の修繕基地として日本の安全保障に重要な役割を果たしています。さらに、漁船の修理や北海道近海を航行するフェリーの修繕を通じて、地域経済の発展にも貢献しています。 これからも北海道、日本、そして世界で”存在感”のある企業として更なる発展を目指してまいります。

出典:https://www.hakodate-dock.co.jp/

江別市でまさか函館の文字を見るとは思いませんでした。意外な発見です。

入口上部に「4丁目跨線人道橋」と書かれたプレートが付いています。

跨線橋北側の出入口はスロープのみで、ドーム型の屋根が付いた道がまっすぐ上の方へ向かっています。

橋上から江別駅方向を見たところ。かつては写真左手方向へ「北海道電力火力発電所専用線」の線路が延びていました。線路跡は現在「四季のみち」という散歩道になっています。

南側の出入口全体。こちらはスロープと階段が付いています。屋根付きの歩道橋はサイバーな雰囲気があって個人的に惹かれます。

というわけで江別駅~高砂駅間にある歩道橋「4丁目跨線人道橋」の話題でした。

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江別市情報サイト「えべナビ」編集長(江別市)

北海道江別市在住。二児の父。月間100万PV超の地域情報サイト「えべナビ」編集長として地域の役に立つ情報を毎日お届けしています。10年ほど前に東京から北海道へ移住した経験を持つ。趣味は鉄道駅巡りでJR北海道全駅下車済み。江別市徘徊がライフワーク。

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