眼下に広がる絶景　浜野浦の棚田

東松浦郡玄海町の浜野浦の棚田を訪れました。こちらは、遠くの海を背景に、眼下に棚田が広がる玄海町の景勝地です。

これから水が張られ、５月には田植えが始まりますが、沈む夕日が海面と水田とをオレンジ色に染めて、階段のように連なる水田が網目模様のように浮かび上がり、絵のような美しい風景を生み出します。

私が訪れた日はこのような感じでした。（撮影日：2023年4月11日）水が張ってある所と、田起こしをされまだ水が張ってない所があり、そのコントラストもまた味わいが。季節によって見せてくれる顔が違いますが、それは常に美しく、自然の雄大さは変わらないままです。

もうすぐゴールデンウィークですが、GW期間は、太陽が棚田のほぼ正面に沈み、水が張られた水田が光り輝き、ポスターのような絶景も見られるベストシーズン。この時期は多くの観光客で賑わいます。

恋人の聖地とも呼ばれるこの場所。2007年にNPO法人地域活性化支援センターが実施している恋人の聖地プロジェクトの選定地に認定されました。

展望台に設置されているエターナルロックというハート型のモニュメントです。恋人同士でハートの鐘を3回鳴らすと二人の絆が永遠にロックされるとか・・・。天気がよかったので夕日がまぶしい！

参加しよう！棚田を守る米づくり

さて、こちらの場所で、チラシが設置されているのを見つけました。『玄海町浜野浦の棚田　守る米づくり』のチラシです。玄海町の魅力を内外に伝える活動をされている一般社団法人　玄海町みんなの地域商社さんが企画されたものです。

※スマートフォンでは写真が見にくいかもしれませんので見えづらい場合はPCでご覧になってくださいね。

美しい浜野浦の棚田は、農家さんが長年守り続けてこられてきたものですが、耕作者の高齢化や後継者不足が深刻化しています。そこで、棚田を守るために、一緒にお米づくりを楽しむ仲間を募集されています！昨年から始まったこの企画、今年は４月９日にスタートしました。参加費は１人２万円で、農作業の道具や装備などは用意していただけるので、手ぶらで参加できますし、もちろん初めて農作業をする方でも大丈夫。丁寧に指導していただけるようですよ。企業など団体の参加も可能です。未成年の方は事前にご相談くださいね。

予定スケジュールは

• 4月 9日（日）田起こし
• 4月15日（土）荒代掻き
• 4月16日（日）あぜ塗り
• 5月 ７日（日）田植え・柵設置
• 6月中　（日）草刈り
• 7月中　（日）草刈り
• 8月27日（日）稲刈り
• 9月上旬　ちいさな収穫祭

となっていますが、上記日程すべてに参加できない場合でも参加OK。期間途中での参加も可能とのことです。（※天候や生育状況により日程を変更する場合があるとのことです）きっと汗水流して自分で作った棚田米は、より一層美味しいことでしょう！今からでも間に合いますよ。ぜひ興味を持たれた方は浜野浦の棚田の守る米づくりに参加してくださいね！

上場エリアの魅力満載！「UWABA　BOOK」

一般社団法人 　玄海町みんなの地域商社さんは玄海町の豊かなモノ・コトを発掘・開拓してその魅力を発信し、繋げる活動を担っていらっしゃいます。そして、今回、玄海町だけでなく、玄海町を含む４つの町（玄海町、唐津市の呼子町・鎮西町・肥前町）の魅力をたっぷり詰め込んだ冊子UWABA BOOKを企画されました！この4つの町は昔から上場（うわば）と呼ばれているのです。

上空から棚田を撮影した特徴的でおしゃれな表紙のUWABA　BOOK。こちらの冊子のページをめくってみると、上場エリアの名所や美味しいもの、アクティビティがたっぷり紹介されています。写真もとても綺麗で丁寧な解説入りで構成されています。これがあれば、くまなく上場エリアを巡ることができて大満足の旅ができますよ。
UWABA BOOKは完成したばかり！福岡のソラリアプラザや地域の事業者さんなどで配布されているとのことです。ぜひぜひ手に取ってみてくださいね！（UWABA BOOK掲載の情報は2023年３月時点のものです）