水族館の裏側から世界の水辺を探検!カワスイ「親子バックヤードツアー!」【川崎市・川崎ルフロン】
川崎駅から徒歩1分、商業施設「川崎ルフロン」にある最新都市型水族館、「カワスイ 川崎水族館」(以下カワスイ)の「親子バックヤードツアー!」に参加してきました。
水族館の裏側を親子で探検!
カワスイのバックヤードツアーは、普段なかなか入ることができない水族館の裏側から、実際に展示されている生きものや施設などを見て回ることができるツアーです。
単に水槽を裏側から見ることが出来るだけではありません。カワスイの担当クルーの案内を受けながら、参加者も飼育員目線で生育の様子や飼育現場、さらには今後の展示を予定している生きものを観察し、楽しく学ぶことができます。
バックヤードでは、生きものの飼育や展示で欠かせないポンプや配管などの設備が見られます。「どうしていっぱい機械があるの?」と、子どもたちも興味を持ったようで、担当クルーの方に質問します。既存の商業施設内に水族館を開業するというのは大きな挑戦で、いたるところにその工夫が張り巡らされていると丁寧な説明がありました。
多くの制約があったからこそ、よく魅せるための様々な最先端技術が駆使されています。
アマゾンゾーンの冒険!
様々な設備を見学しつつ、展示場にも足を踏み入れることができるようです。今回はアマゾンゾーンの内側に入って、中から生きものを観察しました。
熱帯雨林特有の蒸し熱い環境を肌で感じていた折、素敵なサプライズがありました。巨大でカラフルなくちばしを持つ「オニオオハシ」のご挨拶です。実物を隔たりなく目の前で観察すると、やはり迫力がありました。その艶やかさや大きさに子どもも大人も大興奮。バックヤードツアーならではの貴重な経験となりました。
なお、「親子バックヤードツアー!」の体験後はカワスイの展示コーナーに当日再入館可能でした。展示の裏側を見た後は生きものや展示の見え方も変わってくるかもしれません。
カワスイを満喫するだけでは終わらない、環境問題についても考える
「親子バックヤードツアー!」では普段の「カワスイバックヤードツアー」に加えて、「持続可能な開発目標(SDGs)」”の課題である環境問題を考える時間もありました。
「ジャングルの上から見たのが印象的だった!」
子どもたちは楽しそうに話してくれました。パパさんからは「アマゾンゾーンで見た鳥が想像よりも迫力があってびっくりした。」と親子で大満足のツアーとなったようです。
カワスイのバックヤードを案内した株式会社アクア・ライブ・ネイチャーの浅野目 健大さんは「カワスイの展示やバックヤードツアーを通して感じた疑問を持ち帰り、たとえば、電車など帰りがけにちょっとでも調べるキッカケとなってほしい。そしてカワスイのことに限らず、魚の種類や生態系、さらにアマゾンのことなど様々なことに興味をもってくれたら嬉しい」と、話します。
カワスイ担当クルーとまわるカワスイの裏側が見られるバックヤードツアー。常設の展示では見られないカワスイの新たな魅力を発見しに参加してみてはいかがでしょうか?
なお、今回の親子バックヤードツアーは「かわさき大好きプロジェクト」と「かわさきこどもSDGsらぼ」が主催です。地域の方々と一緒にSDGsの課題にとりくみ、地元“かわさき”の魅力を発信する活動にこれからも期待します。
カワスイ 川崎水族館
住所:神奈川県川崎市川崎区日進町1-11 9F・10F
公式HP:https://kawa-sui.com/
*時期によりバックヤードツアーの内容が変わることもあります。
川崎ルフロン LeFRONT
住所:神奈川県川崎市川崎区日進町1-11
公式HP:https://www.lefront.jp/