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今季初安打が初回満塁弾 そのまま決勝打となって盗塁も2個成功<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
先制満塁弾を放ったキム・ソンウク(写真:NCダイノス/初報から差し替え)

26日のKBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われた。

NCダイノス-キウムヒーローズ(チャンウォン)はNCが1回裏、キウムの先発エマヌエル・デ・ヘススから死球2つと四球で2死満塁のチャンスを作った。

この場面で6番キム・ソンウクはデ・ヘススのカーブをセンターバックスクリーンに運ぶ1号満塁ホームラン。NCが4-0とした。キム・ソンウクは今季8打席目での初ヒットが先制満塁弾となった。

序盤に味方の援護に恵まれたNCの先発ダニエル・カスタノは、7回途中まで98球を投げて3安打1失点。7つの三振を奪う好投を見せた。

試合はキウムがカスタノ降板後に追い上げるも及ばず、NCが10-5で勝利した。初回の満塁弾が決勝打となったキム・ソンウクは3打数2安打。盗塁を2個成功させる活躍を見せた。

映像:キム・ソンウクの1号満塁ホームラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇3月26日(火)の結果

・LG 4 - 3 サムスン(チャムシル)

 勝:ユ ヨンチャン

 敗:オ スンファン

・SSG 0 - 6 ハンファ(インチョン)

 勝:キム ミンウ

 敗:ダガー

・KT 5 - 8 トゥサン(スウォン)

 勝:イ ビョンホン

 敗:ウ ギュミン

・KIA 2 - 1 ロッテ(クァンジュ)

 勝:チョン サンヒョン

 敗:ク スンミン

・NC 10 - 5 キウム(チャンウォン)

 勝:カスタノ

 敗:ヘイスス(デ・ヘスス)

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「オールスター戦はインチョンで開催」

韓国野球委員会(KBO)は今年のオールスターゲームを、7月6日(土)にインチョンSSGランダーズフィールドで開催すると発表。インチョンでのオールスター戦はSSGの前身SKワイバーンズが本拠地としていた2008年以来16年ぶり。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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