札幌を代表する老舗創作豆菓子店「池田食品」 ナッツペーストシェイクを飲みたくて!(札幌市白石区)
前から気になっていた「ナッツペーストシェイク」を飲みたくて、久々に「池田食品」へ。今の店舗にリニューアルする前に行ったきりだったので、3年くらい前ぶりかしら。ずらーっと並んだ豆菓子が圧巻! 百貨店の店舗もいいですが、本店もオススメです。
1948年創業
「池田食品」の前身となる「有限会社松屋池田商店」。乾物問屋として主に椎茸や干し芋、海苔などを扱っていましたが、翌年に製造業へと転換。当時取り扱っていた落花生に可能性を見い出し、バターピーナッツの製造がはじまりました。
1980年代から中国からの安い輸入製品が日本市場に現れ、その後、豆菓子製造の拡大をはじめ、ボーロやチョコレートの製造を開始するなど新たな経営を模索。北海道の企業として、地域ブランド商品の開発を強化してきました。
この土地で営む「池田食品らしさ」を常に意識して、生き残る策を模索したそうです。
その大変さなどは、社長の池田光司氏の著書でも読ませていただきました。会社のこと、社員のこと、地域のこと、北海道のこと、食のこと、幅広い面からのお考えの深さにとても感銘を受けました。
原材料にこだわる!
原材料を購入する場合は、現地視察して安心できる産地なのか工場なのかなどを確認しているそうです。ナッツの本場であるインドや南アフリカへも。
大豆やてんさい糖などは北海道産を使っています。黒大豆は当別町の「大塚農場」と契約栽培し、農薬や化学肥料減の特別栽培をしたものを、イチゴは札幌ブランドの「サトホロ」を使用しています。
入荷した原材料は、さらに自社で「風力選別機」をはじめ、「X線」や「磁力」、「目視」による選別を行っています。
2019年にリニューアルした白石本店の直売所
工場では日夜、さまざまな創作豆菓子を製造しています。
職人や社員のアイデアからさまざまな豆菓子が誕生しています。
直売所(白石本店)ならではの特権は、圧巻の試食ですね! ほぼ全種類がずらっと並んでいます。
今日のお目当のナッツペーストシェイク!
今日は天気も良くてアイス系のものがピッタリな日となりました。前に友達がSNSでアップしていて気になっていたのが「ナッツペーストシェイク」です。
ナッツペーストの原料の落花生は芽室町産。シェイクのほかにかりんとうのディップとしての提案も! 新しい食べ方ですね。
せっかくなので、白石本店限定のきなこソフトクリームを使った「鬼ソフト」もいただきました。私はバニラときなこ味とのミックスを選択。
迷いに迷って選んだ豆菓子はこちら!
どうしても、アルコールに合わせるものを選択しがちな私。今回は「わさびカシュー」と「イカポッポ」を。
カタログの説明では、「わさびカシュー」は、鼻に抜けるようなツンとくる辛さのわさびパウダーとほんのり甘い衣が絶妙とか。「イカポッポ」は、切りイカ入りの甘じょっぱい衣でピーナッツを包んでいるそう。食べるのが楽しみです。
6月19日は父の日。豆菓子なら、父の日ギフトセットにもいいですね!
子どものころに食べていた池田食品の豆菓子。パッケージもとてもオシャレになっています。
さまざまな葛藤と努力の末にどんどん進化され、しっかりと「池田食品らしさ」を身につけ、私たちの生活になくてはならない企業として親しまれています。
<池田食品本店>
*住所:札幌市白石区中央1条3丁目32
*TEL:011-811-2211
*営業時間:10:00~17:15
*定休日:日曜・祝日
*詳細はこちらをご覧ください。
*公式ツイッターはこちら。
*公式インスタグラムはこちら。