【京都市中京区】新京極にあった! まだ知られざる名店 シェフとパティシエが織りなす絶品ランチ!
この店に入ったのは、実は取材の予定ではなく、2022年4月15日に、友人と別の取材の打ち合わせの際に、普段使いでよく利用しているという店として連れてきてもらいました。何気なしに話をしながらステーキランチを食べていましたが、えっ、これむちゃ美味、と思わず声を上げてしまいました。
友人によると、「新型コロナ禍でもあったので、口コミで、特に女性たちに少しずつ人気が高まっているものの、みんなほんとは教えたくない店なのよ。だからまだメディアにも登場していない」と言います。
ホテルレストランを始め、フレンチで20年以上の腕を磨いたシェフの山本 展之さんと、パティシエの亜紗子さんが夫婦二人三脚で営む「il fera jour」は、京野菜をふんだんに使用したフレンチ料理店です。料理の最後には、見た目が可愛くて嬉しくなる絶品スイーツが提供されます。
店名は、フランス語で「明日は明日の風が吹く」という意味の「Demain il fera jour」という言葉に由来し、「食事・接客・空間を通してさらに元気になってほしい」という想いが込められているのだとか。
「是非に」との友人の薦めで、スープ、京野菜サラダ、小菓子、珈琲の付いた「近江牛みすじ肉ステーキセット」(1,800円)をオーダーしました。外はカリッと香ばしく仕上げてあり、中は柔らかいステーキ肉が激うまでした。じゃがいもの細切りを揚げて作った籠の上に、ナッツやフキノトウ、レタス、八朔、ホウレンソウなどをソースで和えた一品を載せた付け合わせも美味しい。
友人の頼んだ「サーモンポワレとトマトときのこ」もほんとに美味しそうです。
最後に可愛く添えられたデザートも美味い。他にも、亜紗子さんの実家だという自家製養蜂にてできたはちみつと鉄板でゆっくりと焼いたふわほわ食感のスフレパンケーキを使用した「はちみつパンケーキ」(900円)やクレープシュゼット、京のお茶を使用したスイーツなどもオーダー出来ます。
ディナーは、京都らしさの和を取り入れたフレンチフルコースが、分かりやすく、3,850円、5,500円、8,800円から選べます。契約農家から取り入れた新鮮な京野菜やこだわり野菜、近江牛を使った少量多皿のコースです。(完全予約制)
確かにこれだけ美味いと、他に教えたくないという気持ちも分かりますが、紹介しちゃいます。ぜひ1度お出かけあれ!
il fera jour 京都市中京区桜之町438−1 2階南側 辨天堂ビル2F 075₋746₋4505