【富士宮市】富士山の日 ガイドボランティアさんと富士山本宮浅間大社に正式参拝の初体験してきました!
本日2月23日は、富士山について学び、考え、想いを寄せる『富士山の日』。
富士山にまつわるいろいろなイベントが催されて、盛り上がっていましたね。
私は、富士宮市観光ガイドボランティアの会企画の『観光ボランティアガイドと富士山本宮浅間大社の正式参拝しませんか?』に参加させて頂きました。
富士宮市観光ガイドボランティアの会が活動の中で最も力を入れていのが、富士山本宮浅間大社のガイドなんだそう。
9時50分に富士宮市観光ガイドボランティアの会の活動拠点『寄って宮』に集合。
会長の高柳さんのあいさつから開始して、2手に分かれて富士山本宮浅間大社境内を案内してもらいます。
本殿に着くまでの間ガイドしてくれるのは渡辺さんです。
以前は大社前に交番があり、桜の古木があった場所は昨年の12月に歩道として完成しました。
歩道の入口には富士山や富士山本宮浅間大社の説明看板が建てられています。
浅間大社の神様は木花之佐久夜毘売命(このはなさくやひめのみこと)というのはみなさんもご存じですよね。
木花之佐久夜毘売命は火の中で出産したという神話が残されていることから、火を鎮める水の神様として噴火を繰り返していた富士山が鎮まるようにと祀られ、湧玉池のある場所に建立されたそうです。
参道の真ん中は神様が歩く場所なので、参拝の際は真ん中を避けて歩きます。
左側を歩くと耳にしたことがある方もいるかと思いますが、脇に刀を差していた時代は、左側に刺した刀がぶつかるのを避けるためだったそうで、特に決まりはないそうです。
楼門をくぐる前に、手水舎で身を清めます。
10時になり正式参拝のため、祈祷者昇降口より拝殿に上がります。
富士山本宮浅間大社のご神木は桜です。境内には約500本の桜が植えられているそうです。ソメイヨシノの開花はまだ先ですが祈祷者昇降口横の桜は満開でした。
凛とした拝殿に入ると、心も身も引き締まる思いです。
太鼓の音が鳴り響き、最初に神さまをお招きする前に心身のけがれを祓う『修祓(しゅばつ)』を受けます。
そして神様へお願い事を伝えるための『祝詞奏上』が行われ、神様へ感謝の気持ちを伝えるために巫女さんによる『豊栄舞(とりさかのまい)が奉納されます。
その後、富士宮市観光ガイドボランティアの会の会長、土橋さんと高柳さんが玉串を神様に捧げます。
正式参拝が終了した後は宮司さんからのお言葉を賜り、正式参拝が終了しました。
正式参拝後は渡辺さんに代わり渡井さんがガイドをしてくれました。
浅間大社の本殿は徳川家康が建立し、浅間造りという2階建ての本殿は他に例がなく国の重要文化財に指定されています。
湧玉池は富士山に降った雨や積もった雪が地中に染み込み、長い年月をかけて溶岩の末端から湧き出し池になったもので、国指定特別天然記念物になっています。
昨年も富士宮市観光ガイドボランティアの会のツアーに参加させて頂いたのですが、今回も貴重な体験と、まだまだ知らない富士山本宮浅間大社のお話を聞けて、とても充実した一日になりました。
そして『あいにくの雨』だと思っていた私に、『恵みの雨ね』と言ってくれた会長の高柳さんの一言に、幸せも不幸せも取り方ひとつで変わるのだと実感しました。
富士宮市観光ガイドボランティアの会
住所:富士宮市宮町1-1 寄って宮内
TEL:0544-29-7223
富士山本宮浅間大社
住所:富士宮市宮町1-1
TEL:0544-27-2002