【筑西市】鮮やかな色彩と可愛いモチーフ「早川義孝展〜色彩のシンフォニー〜」しもだて美術館3/10まで
しもだて美術館
しもだて美術館は、平成15年11月に開館以来、郷土にゆかりのある作家の作品を収集・展示している他、様々な企画展やワークショップ、作品鑑賞会なども開催しています。
今回は、しもだて美術館で、開館20周年記念として、2024年3月10日(日)まで開催されている、「早川義孝展〜色彩のシンフォニー〜」をご紹介します。
しもだて美術館「早川義孝展〜色彩のシンフォニー〜」
2007年にしもだて美術館で作品展を開き、また、筑西市にも度々スケッチに訪れていた早川義孝さん。開館20周年を記念した作品展では、ご遺族から寄贈を受けた73点の作品を初公開しています。
早川義孝さんは、千葉県柏市を中心に活動した、幻想的な心象風景を多く描いた洋画家です。色鮮やかで華やかな作品が多くの方を魅力し続けています。
絵画の原点
こちらは、絵を描く原点になった、高校生時代の作品、タイトル「家族」です。高校時代には全日本学生油絵コンクールで最高賞の文部大臣奨励賞を2年連続で受賞、その後も数々の賞を受賞されています。
筑西市の風景
2007年しもだて美術館で初めて作品展を開いた際、筑西市をテーマに描いた作品「筑西を詩う」も展示されています。この作品は、その時のポスターを飾っています。
筑西市内の名所を描いた筑西八景連作では、詩も組み合わせて、自分の想いも添えられています。
シンドバッドの船
シンドバッドの船を題材とした作品も数多くあります。クラシック音楽を愛した早川さん、絵を描く時には音楽を流していたそうで、リズミカルな絵のタッチが特徴的です。
可愛いモチーフ
作品の中には、鳥や蝶、魚など可愛らしいモチーフを見つける事が出来ます。
サーカスの作品では、子ども時代に夢見た世界が表現され、わくわくする気持ちが伝わってきます。
夢と幻想に溢れた作品は、想像を掻き立たされ、楽しみながら見る事が出来ました。
しもだて美術館の学芸員 篠木崇史さんは、「展示会にたまたま来て、作品をご覧になり、絵が好きになったという方もいました。鮮やかな色彩で楽しみながら鑑賞できる作品が揃っています。ぜひ、多くの方にご来館いただき、早川義孝さんの世界観を堪能していただきたいです。」と話してくれました。
これまでしもだて美術館で開催された展示会のポスターも展示されています!
記念のポストカードも販売されています♪
みなさんも、ぜひ、しもだて美術館で早川義孝さんのノスタルジックな世界をじっくりと堪能してみてはいかがですか!?
●しもだて美術館「早川早川義孝展〜色彩のシンフォニー〜」●
2024年3月10日(日)まで
【開館時間】10:00-18:00(入館は17:30まで)
【休館日】月曜日
【入館料】一般500円、団体(10人以上)450円、高校生以下無料
【住所】茨城県筑西市丙372(アルテリオ3階)