正しい選択をするための脳と時間の使い方!今すぐ考え過ぎから離脱!
洗濯機や冷蔵庫、パソコン、車。
「高い買い物やから、予算内でいちばん良いのにしたい。少しでも安いのにしたい。」って悩みまくったことない?
パンフレット集めまくって、量販店歩き回って、ネットサーフィンして。
実は、ベストな答えじゃなかったかも…。
正しい選択は時間をかけるべき?
「悩みすぎると間違えやすい」って言うのは、オランダ・ラドバウド大学のアルバート・ダイクスターハウス教授。
ダイクスターハウス教授は中古車4台を使って実験した。
4台のうち、超お得な中古車は1台だけ。燃費やエンジンなど車の価値の最小限の説明をして、実験者を2グループに分けて選ばせたんや。
- 時間制限なしのグループ
- 時間制限ありのグループ
両方とも超お得な中古車を選んだ。
次は、同じ条件で車の情報をできるだけ多く説明した。(ドリンクホルダーの数やトランクの大きさなど)
- 時間制限なしのグループ
- 時間制限ありのグループ
時間制限なしのグループの正解率は25%で、時間制限ありのグループの正解率は60%だった!
4分の1の確率(25%)で当たるんやから、時間制限なしのグループの正解率やったら、えんぴつ転がして当てても一緒やんな。
今度は別の参加者でサッカーの試合の結果を予想してもらった。
- チームの情報をたくさん伝えて時間制限なし
- チームの情報をたくさん伝えて時間制限あり
- チームの情報は渡さず当てずっぽう
当たる確率が高かったのは、②の情報を伝えて時間制限ありのグループで、①と③の3倍成績が良かった!
今すぐ考え過ぎから離脱するには?
時間制限なしの方がじっくりと考えられて正解が出せそうな気がするけど、時間があると思うと全部が重要な気がして優先順位がつけられなくなるんや。
逆に「時間がない!」となると、車なら燃費の良さ、サッカーならFIFAランキングを参考に的を絞って考えるようになる。
結果、正解率が上がったというわけやな。
パソコンや冷蔵庫のパンフレットを集めまくって吟味するときは、先に比較するポイントを決めておいて優先順位をつけることが大事やで!
それは、買い物だけでなく、仕事や勉強、家事においても通じるよ。
ちなみに、シカゴ大学のスティーブン・レヴィット教授は「離婚や転職と言った重要な決断をコイントスで決めたとしても、4000人のうち63%が正解やったと答えている」って言ってるで。
悩みすぎると疲れるだけやから、時間制限を決めて正解率をあげよう!
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